痛み
夢の中で手足を失ったり傷付けられたりしても、
痛みを感じないことが多いものです。
だからこそ、夢の中で痛みを感じた場合は、
それ自体が警告
になります。
昼間の時間帯、あなたの注意はそれとは全く別のことに忙しく、
身体や自身の心の向きに注意を向けられてはいられないのかもしれない、
だとしたら、
その注意が離れるのは、無意識の状態の時だけです。
痛みが伴うようなシーンを通して、
夢はあなたに感じてもらおうとします。
あなたの
個人的な意見や願いや欲望、好ましいか好ましくないかに関係なく、
ヴィジョンに向き合ってもらおうとしているのです。
実際、痛みを感じた箇所には負担を抱えている可能性もあります。
例えば、
胃腸にトラブルを抱えている時は、何かを呑み込んだ時に胃が詰まって痛む、
という夢を見たりするでしょう。
痛みが、
「心」の痛みを表わしていることもあります。
ハートで思考する人が多いから。
先の見えない不安、気のやすまらない日々に心が深く沈んでいて、自己調整能力が機能しなくなっているおそれもあります。
また、
高次に生きる人は、自分とは直接関わりのないことにも不正なこと・悪しきことに痛みを感じます。
ひょっとしたら、あなたは
人の何倍もの苦しみを背負って闘う人であるのかもしれません。
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