賢者か無気力さか
あなたの意識に
魅惑的に働きかける存在であるか、
哀れみを感じる人であるか
によって、その意味が違ってきます。
前者の老人は「老賢者」。
「仙人」のような、
知性によってあなたを導く人です。
その老人は、あなた一人の人生を超える信条や理想を持っています。
この場合、
あなたが個人的な生活のレベルを超え、大いなる目標に照準を合せている可能性があります。
あなたが望みさえすれば、そしてそれが善なる願いであれば、
あなたがこれから創り出そうとしているものに必要な
協力者や状況を引寄せることができます。
後者の老人は、
今のあなたが無気力に取り憑かれてしまっていることを告げています。
一旦無気力を許すと、永遠に居座り続けます。
何か新しい、活気に満ちたものを創造するときでさえ、無気力は立ちはだかるのです。
準備が万全に整うまで行動を起こすのはひかえよう、
といったふうに。
無力感は、
あなたの活力を萎えさせます。
そして、計画を実現する可能性を低めるのです。
夢が告げているのは、
行動に移すための決断を下すように
ということ。
あなたが感じた哀れみとは、実は老人の姿をした「昔年の思い」
であったりします。
自分が信じて行動したことは、譬え結果が悪くても決して後悔はしないもの、
あなたが学んでいるのは機会を「生かす」ことが大切です。
無気力な生活習慣を断ち切るためには、
自分に対する厳しさや、どんな困難でも克服しようという強い意志が必要です。
困難に打ち勝って新たな環境を築くことで、あなたは以前よりも大きな力を手に入れることができます。
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