なんか違う。どこで間違った?あの場所から、もう一度スタートするしかないかも。
その場所は、
あなたの、ある時期と繋がりがある
のかもしれません。
「全く知らない場所」であるとしたら、それは
あなたの心の世界であり、
今の心理的な状況と経験、思考と感情によって、
それにふさわしい場所
が描かれていたのでしょう。
あなたは
何かが変わってくれることを願っているのかもしれない、
或いは、何かがもう変わってきているのかもしれません。
よく知っているいつもの世界なのに、
「なんとなく、違う」「何かが変」という感じがしている、
これまでのようにいかなくなった感じがある
ということはないでしょうか。
道は間違えていないはずのに、いつもとはまるで違う場所にいる、
そんな夢は、一つには
あなたの中で
「現実から逃避したい」
という願望が高まっている可能性があります。
最近、
「もしも、あの時こうだったら」
「もしも、この先別の方向に進むことができたら」
と考えることが多くありませんか。
無意識の世界では、数え切れないほどの次元の映像を流すことができ、
「もし、その人生を生きていたら」どうなっていくか、
その道を見せてくれることもあります。
もう一つには、
これまで絶対視していた世界が変り、そのままの意味「ないはずの道が浮上した」こと。
あなたが明るい気持ちになるような夢だとしたら、
たとえ物事がこれまでと同じように続いていっているように見えていても、
ポジティブな変化の兆しを感じとっている
のでしょう。
これは必然だった、という感覚や、
こうなることは「分かっていた」という気持ち
になったとしたら、
その世界は、その先をゆけば素晴らしい体験はできるけれど、まだ
あなたの中では準備できていないのかもしれない、
例えば
華やかさや人の注目に重点をおいていた人が、もっと「実質的」なことに目を向けるようになったとか、
軸足を他に移した可能性もあります。
「人生の午後」と言われるような年齢になり、
「どう見えるか」よりも、「どう生きるか」が大切だと気づいた、という人が、
こうした夢を見ることがあります。
そのような場合、
「本当に実行されるか」
が問われています。
どのような場合も、あなたの中では
何か古いもの、懐かしい縁と結びついているような気がしているでしょう。
私達の生活には何かとルールや規則があり、それを基準に物事を考える癖があります。
あなたを
理屈で縛り、もう為すすべはないのだ、と思わせます。でも
日常的感覚から離れ、普段の切迫感から解放され
のびのびと考える時間を持つ
ことによって、新しいものに出逢うことができます。
実生活の殆どは、あなたの心が創り出します。
見慣れたものに囲まれていたとしても、
心の中にある広大な世界に目を開きさえすれば、
閉ざされていた世界への扉が開くことができます。
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