溶ける

夢の意味状態・態度

例えば、「雪が溶ける」夢だとしたら、

冬から春に向かう時のような、

硬直した状態が緩和されていく

ことを表します。

 

悲観や疑念など、

冷たく硬い岩のような思いが、周囲の人々の手によって少なからず解け始めたこと。

心に光が射し込み、心配事や不安が僅かにでも軽くなってきた

のではないでしょうか。

人の優しさや前向きな情熱に触れ、厳しく固まった部分が少しほぐれてきたこと。

例えば、

「絶対にダメだ」と思ったことも、

「少しは可能性があるかもしれない」と捉え直せるようになったかもしれません。

完全に感化されると言うわけではなくとも、

シニカルに捉えていたことを、少し暖かな心で受け止める余裕が生まれたかもしれません。

 

閉じ込められていた感情が解放され、

新しく何かが始まる、再生されていく

ことを告げています。近くに、

ちょっとうるさいな、と思うくらいに構ってくれる人がいる

のではないでしょうか。

 

はっきりとした形をもっていたものが溶けて、変形してしまい、

元に戻し方がわからない、取返しのつかないことになった、とうろたえるような夢であるとしたら、

ある条件によって成り立っているものが、そうではなくなる

ことを告げています。

だとしたら、

あなたは、外敵環境に(化学)反応しやすいか、

外への適応が良すぎる

ー 自分の心より、他人からの期待に応えることを優先してしまう、

意向や情動に押し切られやすい、

のかもしれません。それが過ぎると、

自分を見失いがちになります。

 

私達が思うほど、自分の身の周りにあるものは、

強固で安定してはいません。

自分の中に岩のように確たるものを育てつつ、

いつでも変化に対応し、創造的な営みにより

再生を図る

ーよりレベルアップしていこうという

柔軟な心も必要であるでしょう。

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