マンホール
必要に迫られて開ける場所。
ひとまず自分に影響を与える世界から離れ、しばし熟考の時をもとうとしています。
マンホールの蓋を開けると地下へと続くことから、
自己探求への扉
といえますが、洞窟や森、トンネルではなく「マンホール」なのは、
それが
自己反省からきているからでしょう。
或いは不安を抱えていたり、なんらかの「わだかまり」があり、
混沌とした状況に陥っている可能性があります。
積極的に問題解決に乗りだしているというよりは
マイナス要因が、あなたを無意識世界へと向かわせている可能性が高いのではないでしょうか。
マンホールのふたは、そんなあなたが
誤った形で無意識世界に落ちてしまわないために必要なのです。
そして、そうしたところの入口には、たいてい
門番がいたり、あなたを誘導するための人がいます。
もしも、
夢の中で、たびたびこうした形で無意識領域へと降りていくとしたら、
あなたは大変内省的な人なのでしょう。
自分の能力が不十分であると、考えていないでしょうか。
実はそれが、あなたに悪循環をもたらしていることも多いのです。
人間関係やある状況について、
取り越し苦労をする
ことが、多いのではないでしょうか。
心配ごとに集中しだすと、悪いほうに想像力が働きだし、最悪のシナリオを作り上げてしまいます。
更に悪いことに、それを正当化するために、自分の描いたシナリオに結びつくような、外的な要素を選択肢に見つけてはパニックになる、
といったことも起きやすくなります。
あなたは、時々敗北感に襲われ、
自分は人より劣っているから、ひっそりと生きていたい、
と考えてしまうかもしれません。
或いは、
そんな自分を救ってくれない世間が悪く、自分は不利な立場にあるように考え、
犠牲者のような気持ちになってしまうのかもしれません。
それではいつまでたっても無力感から解放されないし、
何か決断をしても
間違っていたと後悔し続けたり、不安な気持ちを持ち続けることになります。
なんとか現状維持できたとしても、不愉快な気持ちが残り続けてしまい、それが
あなたの前進できるエネルギーを奪ってしまうのです。
夢の中で、
再びこの穴に降りなていかないようにするには、
目標をはっきり意識すること、
自分のしたいことや、自分自身に対する信念をもち、行動に移していくようにしましょう。
すべてはうまくいっている
プラスの方向に動いている、
人生は自分の味方で、すべては最高の幸せに続く方向に展開している
という考えを基に、
この世界に参加していく
ことが大切です。
何か事に直面したら、事実関係を分析し、必要な情報を得て(事実と憶測の違いを見分け)、
心に従い行動に移していく
ことで、自身の能力を確信できるようになり、はるかに生きやすくなるはずです。
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