バッタ

俊敏さが鍵

バッタはジャンプ力に優れ、

その能力によって、可能な限り、自己保存を維持しようとします。

他の様態の作用を受け、本能的に自己を維持しようと働くわけです。

 

外的圧力によって、

あなたの感情が

促進されたり、阻害されていること。

 

バッタは、同じ種類であっても

環境によって色を変えます。

このことは、あなたの環境への適応能力の高さを意味していることもありますが、

悪く染まってしまう可能性もある、ということ。

社会生活に左右され、喜怒哀楽に翻弄される

受動的な生き方に陥っていないでしょうか。

 

実際、大群のバッタの

色は暗くなり、足は短く、頭幅が大きくなってゆき、

草を食い荒らす被害をもたらし、

（せっかく獲得した建設的な生き方を食いつぶしてしまい）

やさぐれていきます。

つまり、

あなたに何もよいことをもたらしません。

共同体に過剰に同一化し、同調する傾向があり、

それがあなたの主体性を失わせ、能動的に活動できなくさせてしまう

可能性があること。

 

私達は何もしないと、毒に侵され

怒りやすくなり、愚かになり、貪る

ようになってゆきます。

他者との共通概念を持つことは大切ですが、理性を持ち続け、

盲目的にならないことが大切です。

 

バッタは

昆虫病原菌に利用されやすい

昆虫でもあり、一旦寄生されてしまうと

生命力を奪い取られてゆきます。

現状を受け入れ続けていると、そこから抜けるのが難しくなり、

善根をも毒することになります。

 

一匹の魅力的なバッタが登場したら、

負の体験を栄養にしている

ことを告げています。

私はこう生きる

という信念を元に、生命力をあげるための、具体的な行動を起こしてゆきましょう。