場が和んだり、雑談に花が咲いたり。お茶の時間って、案外大切だよね。
最近、
身内でよくよく話し合う
ような場面がありませんでしたか。
一息ついて、気持ちを切り替える
必要があること。
気負わずにつきあえる関係について、知らせていることもあります。
茶道の美は、
心を落ち着かせ、力をもたらしてくれます。
その心を、日々の生活に生かすことが大切です。
日本の緑茶は、香りよりも「滋味」(旨味)のほうが重視される傾向があります。
旨味とは、
あなたの人生を強く豊かにしてくれているもの。
でも、
その風土や文化なくしては抽出できません。
あなたにとって、それは
日本独特の「しがらみ」のようなものかもしれません。
家族などの繋がり続けていく関係
を示すのかもしれないし、
年賀状、お中元など、儀礼的であったとしても「気にかけてもらえる」関係性や、共助や助け合いの精神のこと
かもしれません。
日本を代表する茶種といえば煎茶、
お湯の温度によって苦みや渋み、甘味などが変わってきます。
あなたが美味しいと感じるお茶(=良好な人間関係)
を手に入れるには、
相手との適切な距離感について考える必要があるかもしれません。
否定的なら、
なんらかの事情で、そうした恩恵が受け取りにくくなっている
のでしょう。そのせいで、不安を抱えているのかもしれません。
でも、
チャノキの茎や葉が
冬の寒さに耐えて旨味を出すように、
辛い時期を超えることで「それがより強くなる」
こともあります。
変わらないと思っているお茶の味は、実はその年によって微妙に変化します。
それは、気候や環境に耐えようとするからです。「進化する」ともいえます。
人も同じ。努力したり、苦労する中で、見た目には同じに見えるあなたも、周囲の人も、
微妙に変化していきます。
自分を貫くことは大切だけど、状況により
臨機応変に自分を変えていく賢さも大事
だと、知らせていることもあります。
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