虫

目標に到達するための、とるべき行動を教えてくれることもある。

否定的には、

あなたの意志を邪魔したり、

意識に取り憑いたり、

気分や行為に影響を及ぼすもの

です。

殆どの虫は、長くは生きられません。

はかない生命という意味においても、

普段は、

虫のようにひっそりとあり、微かな感情や思い浮かんでは消えるような考えや感情

だったりします。

ただ現状、それが圧倒的な力をもって、あなたを苛立たせている

ことがあります。

 

その虫の特性を調べることで、自分が何に囚われているのか、囚われやすいかが明確になります。

例えば、ぶんぶん飛び回ってうるさく感じられる「蠅（ハエ）」が夢に登場したなら、

あなたが周囲の意見に振り回されがちになっている可能性があります。

無意味で無価値なものと頭ではわかっていても、あなたの気分や神経に障っている

のです。

 

汚いとか、嫌いとかの感情が働く虫は、

見たくないものや、無視しようとしているもの

を意味しますが、

中立的な視点にたてば、

昆虫たちは、

せめぎ合いの中で

その世界を創りだしている

ことを教えています。

 

私達の社会は、

例えば注射針が蚊の針形状を応用して作れているように、

蝶の羽を、撥水の技術にいかされているように、

虫の恩恵をうけています。虫が

私達人間社会において貴重な存在であるように、

夢の虫が、

あなたの進展に関わっていることがあります。

その力を自分のものにすることができれば、乗り越えることができる

と教えてくれます。

昆虫は、人間よりも長く

競争社会で生き抜いてきた生物であり、

小さな体の中には、大きな結果を生みだす力

が秘められています。

反面、思考力がない生き物であることから、

愚かな行為

だと告げていることもあります。

 

例えば「蟻」が夢に登場したら、

あなたの勤勉な特徴そのものを表し、そのパワーを活かすことが今は大切だ、

と知らせている可能性もあるけれど、

ノルマをこなすだけになっている

という可能性もあるわけです。

 

虫が中立的な役どころで登場したのなら、その虫が

本能的にやってしまうこと

について、考えてみましょう。

意識に邪魔されることなく行う力が、

現在関わっている事の進展に役立つ（役立つことになる）かもしれません。

「気持ち悪い生き物がうようよいる」　参照