信じてもらえない、わかってもらえない。
人に話しても理解してもらえない、わかってもらえないという心
が、お化けや幽霊のような幻覚をうみだすこともあります。
自分にとって、その状況は深刻なのに、我慢しなくてはならなかったり、
わかってもらえないという欲求不満が、こうした存在をつくりあげることがあります。
或いは、
過ぎ去った時の中にいるあなた。
「お化け」が得たいのしれない生き物であるのに対し、
幽霊は、
かつてはこの世を生きていた人間であった
ということです。
何かの拍子に記憶の層を通り抜けてきたり、必要なことを思い出そうとして、
フィルター越しに過去を追体験している
可能性もあります。
今よりもっと幼稚な自分。
それが恐ろしく感じることもあります。
あなたには、それが辿った結果の感情がわかるから。
忌まわしい自己イメージ
が流入してくるように感じているのかもしれません。
人間の経験が、
単に「良いか悪いか」で単純に白黒つけられないほど複雑なものであることは、私たちの誰もが知っています。
もし、今のあなたが
過去のやっかいな側面に向き合わされているのなら、
頭の中から消去してしまいたい
と思っているのかもしれません。
ポジティブな観点から見てみれば、
その経験を活かしてあなたの未来をいい形に作り変えていけるでしょう。
ただ、夢の幽霊はたいてい
感覚的な信号を送っているだけ
なので、
今のあなたに備わる深い愛・高い霊性でその表現を許してあげましょう。
深入りせず、自分の中にそういう人格がいることを認め、
低次の中にうごめく存在
にこれ以上関与しないことが大切です。
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