夢でみる「未来」は、
未来に対する期待の表れです。
そうでないなら、
現実から逃避したいと思っている
のでしょう。
不思議な生き物がいたり、
現実とは違う組織形態の中で働いていたりするかもしれません。
そこに描かれていたことを通じて、
未来のために何をすることが、自分にとって大切であるのか
を教えてくれます。
未来は、あなたが地上に降り立つ前に書いたシナリオとは、ちょっと違っているかもしれません。
ある程度は計画通りに進んでも、型どおりにはならないものです。
地球は生命系と物理的な時空に縛られているので、
実際には多種多様なテクニックを要します。
常に自分の現状を確認する必要があります。
未来の
下絵を見てきたのかもしれません。
それは、本当かもしれないけど、全てではありません。
描かれていない場面もあるわけで、「下絵」なら、
全くの空白であったところに、新しい線や色をつけていくことだってできるのです。
<近未来>
先々に対する期待と不安
の表れで、
それが現実になる、というわけではありません。
おそれている形の未来という可能性があるので、
なぜそうなると思っているのか、
原因を見つめたり、現在の行動パターン・意識パターンを変えてみることが大切です。
あなたを縛っていた鎖は、自身の強い心が断ち切ります。
いたずらに未来を憂いているだけなら、
かけがえのない時間と精神を費やすことになるでしょう。
<ずっと先の未来>
何度も同じ夢を繰り返し見る、
或いは、夢に登場していた自分がその時代相応に年をとっていたなら、予知夢の可能性があります。
そうでない夢は、現実から逃避したいと思ってみていることが殆どです。
数十年先の夢をみて、
ある「仮定」が得られたとしても、万物は流転しているので、
長期にわたり同じ状況を保つものは何一つなく、不確実です。
もっと確実に未来を知りたい、と思ったなら感受性を研ぎ澄ませ、兆候や信号を受け取っていくことが大切です。
目と耳を通して、直感と知性を通して、
自分の周りにある兆候や信号を解釈していくことが大切です。
仏法では五眼
「肉眼・天眼・慧眼・法眼・仏眼」を説き、生命を磨いていくことで、物事を敏感に感じとり、
深く見通せるようになる
と言われています。
現実逃避を願う気持ちが、周囲から受け容れられていないことの不満からであるとしたら、
今はそのことに目を奪われ、解決策を見いだせないでいるのでしょう。
でも、あなたの心の奥深くには、素晴らしい力と叡智が眠っています。
それを使うには、やはり「今を生ききる」覚悟を定めることが大切です。
それができたとき、
必ずあなたの心の奥深くから、その逆境を超えていく力と叡智が湧き上がってきます。
もしも、
あなたの願いが叶う形で夢が描かれていたのなら、それはとても喜ばしいことですが、
もっと大事なことがあります。
それは、あなたの中に
それを「願う」心
があるということ、
その願いを通して、自分や他の人に「喜び」をもたらす力が、
あなたの中にはあるということです。
誰でも、「想像を超える」ことを、想像することはできないです。
あなたには、もっと先に大切な仕事が待っている可能性があります。
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