全体を掌握するには、時間がかかる
観覧車は、地上から離れてだんだん高い位置に移動していきます。
そんなふうに、
視点を移し幾つもの角度から物事を理解する
必要があります。
全体を見ることで、
平行線上に見ていたのとは違う、(時には複雑に見える)影響力について、知ることができます。
同じ景色も、見る角度によって、全く違う印象を与えることがあります。
時には、平行線上では見えなかった問題が浮き彫りにされる
こともあります。
否定的には、
進むペースが期待しているより遅くて、いら立っているか、
見る角度が違うだけで、状況はいぜんとして変わらないこと。
何に目を向けることにするかによっても、変わります。
あなたの心を奪うほどの景色が目に入ったら、
それまでその景色を邪魔していた何かも
無視してしまえるかもしれません。
ある方向を向けば懸念材料が目に入るけれど、
べつの方向を向けば、楽観視できる理由が見つかる
可能性があります。
同じ景色を見ていても、
見方は千差万別です。
「緑の木々が見える」
「下には緑の木々があり、赤いバラも咲いている」
四季の移ろいを感じたり、
見下ろすところから「同じ立場」へ分け入り、
他の人が知らない魅力にたどり着けるかもしれない、
これから展開していく状況に対しては、
経験から獲得した見方と智慧で、順応していけば、
より幸福で健全な未来を追求する気持ちを高めることができるでしょう。
遊園地 参照
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