価値ある創造に期待しながらも、躊躇している?
明るい影響を有効化させるためには、姿勢を変える必要がある。
まず、最初に
あなたは(私達は)、未来を変える力をもっている
ということを言わせていただきます。
この夢を見たあなたは、
それ=今に賭けて行動を起こそう、とする自分を
邪魔するような思考に立ち向かう必要があるのかもしれません。
絶望感や、何かを諦る夢を見るのは、たいてい
実生活では何か新しいものに向かい始めたときで、
何かを達成させる準備段階にいたり、
自分を取り巻く世界が変わり始めている時、
未来を創造するプロセスのさなかにあるとき
です。
ドラマティックな変容が起こりつつも、
絶望感(=やりきれなさ、不安、思い通りに事が進まないという不満)
や、
諦め(=何かを吹っ切る必要があるのかもしれない)
に支配されそうになっていること。
それというのも、
未来のことを計画しようとするとき、私たちは無意識に過去を振り返り、
これまで辿ってきた道のりの中に、目の前に在る景色と重なる風景を探そうとする
からです。
夢の後悔は、たいてい未来に対する後悔です。
つまり、まだ起きていない未来の後悔を先取りしているわけですが、
同じ問題が未来に起こると予想しても、
かつての自分と今の自分は「同じ」ではない、
ということも、念頭に置かねばなりません。
例えば、
次の恋愛に進むとき、過去の過ちを繰り返すまいと誓うように。
変化に順応し、もっと良いやり方を見つけ、その先にある可能性にかけよう
とする一方で、
あの時みたいに・・
「こうなるかもしれない」という考えが、想像力を妨げ、
新しい選択肢に目を向けながらも、悲観的な見通しをたててしまう
のです。
急いで成果をあげなくてはならないような気がしたり、
「無理難題」に取り組んでいるような気がして、
自分には、ぜったいに手が届かないのではないか、と絶望感を味わうこともあります。
以下の夢は、ある女性が新しいことを始めようとした矢先に見た夢です。
「私は、かねてより願っていた「歯」の治療(印象をよりよくするための)
をようやく行うことになり、診察室に入った。
診療室で治療を施してくれるのは、なんと憧れていた芸能人である。私は
彼の手を汚したり、煩わせるのは申し訳ない、という気持ちから、
遠慮しながら治療を進めてもらっていた。
治療を終え、家で鏡を見たとき、予想していたのとは全く違う気持ちに襲われた。
とくに見栄えが悪くなったわけではない、でも
自分の歯を抜いてまでやらなければよかった、
自分の歯が一番よかったのに、
という気持ちになった」
(こんなことになるなら・・という)後悔と
(もう、どうすることもできない、という)絶望感と、(仕方がないという)諦めが
ないまぜになっている、お手本のような夢です。
私達が後悔するのは、たいてい
自分の正直な声を無視して決断したとき
です。
それは自分にフィットしていないので、馴染めない
といった夢主の心理がよくわかります。
すでに持っているものを活かしながら革新的であるよう、
告げられていたとも考えられます。
心の奥底には、自身でさえ気づかないようなニーズが隠れています。
本当の満足に繋がるにはどうしたらいいのか、
夢の中で思ったことには耳を傾けるだけの価値があります。
新たなチャンスに乗じる準備をしながら
明るい変化の中にマイナス面を感じ取っていること。
あなたの
才能や個性は開花しつつあるのに、
「できない部分や弱いところ」にも焦点がいってしまうのかもしれない、
慎重すぎると、先回りして、考えすぎてしまう
こともあります。成果を考えれば、
勇気をふるい起こすだけの価値があると見込んでいる、でも
「あり得ない」何かに気をとられ、実現可能な目標から目をそらそうと
しているのではありませんか。
どれだけ深く思索しても、「正解」は見つかりません。
欠点や不足、偏りや苦手を認めたうえで取り組む以外にはなく、
私達はそうして
ベストを尽くすだけで十分なのです。
プレッシャーは、
自身の潜在能力を発揮せざるを得なくなり、ときに素晴らしいものを生み出します。
そうして続けていくところに
おのずと有益なパターンが確立されてゆきます。
また、
心を駆り立てるようなアイディアや、提案に従っていけるだけの
確固たる自信が備われば、それが結果に反映され、
うまく進んでいくようになります。
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