何ものにも代えがたい感覚が得られる/未練や心残り/自分への癒し
亡くなった人が、夢に登場することがあります。
あなたは、明るくこんな風に言うかもしれません。
「なあんだ。生きているじゃない」
夢の中では、不思議と驚きが少なかったりします。
この世界は、自分の内なる世界の現象にすぎない、
無意識の中にいる時のあなたは、それがよくわかっているのです。
故人は、あなたの外部からは去りましたが、内なる世界に生まれ、生きています。
あなたの心に、その存在がある
ということ。
そして、思いによって、肉体に宿っていた時よりも強く結びつくこともあります。
夢にその人が現われたのは、あなたが日中、故人に会いたいと願っていたからかもしれません。
ただただ、泣いてばかりいた時には現れず、
ようやく気持ちの整理がついたころに見る
人も多いようです。おそらく
こちら側に、それ(その人の死)を受け入れる準備ができない
ということが関係しているのでしょう。
ある夢主は、
「やっとあんたが普通に戻ったから久しぶりに会いにきたよ。」と言われたそうでした。
それとは違い、
その人や、その人の過去に関することで、あなたがまだ解決していない問題
を象徴していることもあります。
起きている時、魂は意識領域で機能していますが、無意識の領域のもっと奥には、無限の可能性や次元があります。
また、眠りの状態があなたの精神に作用し、効果的なヒーリングが行われていた可能性もあるでしょう。
例えば、
「自殺した友達が現れた」夢を見た、という人は、
「その頃、
どうにもこうにも解決する兆しが見えず、人生で初めて
『消えて死んでしまいたい』と思った」そうです。
親友とは、普段の会話をしただけで、特別な話をしたわけではないけれど、
「心の底からホッとして涙を流し」、
「私が自死しないように助けに来てくれたのだと思った」、
「身近な人が亡くなるということがどれほど残された人たちに大きな痛み、
悲しみ、喪失感を与えるのか、その感覚を妙にリアルに味わった。」、
「あの時自死を選ばずにいられた唯一の命綱であった」といいます。
その人が現れることによって感じた
何ものにも代えがたい感覚
それこそがメッセージです。
夢で「故人に会った」ことで、何か特別な意味を考えたり、その理由や出所について詮索したくなるかもしれませんが、
そうしたことは取りあえず脇に置き、
その人からもらう励ましや幸せな気持ちを、「ただ受け取り」ましょう。
夢に現われた人は、笑っていただけで、特別なことは何も言われなかったかもしれません。
それでも、夢のシーンから検討をつけ、あなたなりに感じたことをメッセージとして受け取ればよいのです。



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