収容所

有刺鉄線と、その向こうにある収容施設
場所夢の意味建物

大人しく従ってさえいれば無事でいられる。自由を求めれば、恐ろしい目にあう

収容所のような閉ざされた施設。自由を奪われ、強い緊張感の中にいる夢の象徴創造的に表現できるスペースがないこと

を表していることがあります。

自由に考えること。

自分らしく動くこと。

思ったことを口にすること。

そうした自然な表現が封じられ、

ただ従うことだけを求められている

ように感じているのかもしれません。

 

刑務所が「罪を償う場所」として描かれやすいのに対し、

収容所は、

理由もわからないまま支配される場所

強制的にそこへ入れられる場所

という印象を持ちます。

 

自分に落ち度があるから苦しんでいるというより、

反発すれば危険な目にあう

大人しくしていなければ無事でいられない

という強い緊張感を表しているのでしょう。

 

実際に、あなたの置かれている環境が劣悪であるとは限りません。

けれど、心の中では、

それくらい自由がない

それくらい息苦しい

と感じている可能性があります。

たとえば、

新しい職場や組織に入ったばかりで、どう振る舞えばよいかわからないとき。

周囲の空気に合わせていなければ、浮いてしまうのではないかと感じているとき。

本当は違和感があるのに、反発する力が出てこないとき。

こうした緊張感が、夢の中で「収容所」として描かれることがあります。

 

そこでは、自分の意見を持つことよりも、

場の空気を乱さないことが優先されます。

自分らしくあることよりも、

安全でいることが優先されます。

その結果、

自分の活かしどころがわからない

自分の生命力をどこへ向ければいいのかわからない

という状態に陥っているのかもしれません。

 

あなたが

外側の誰かに支配されている、という可能性もあるけれど、

あなた自身が、自分の中にある自由な感情や理想を、

弾圧し、迫害し、押し込めている

ことを示している可能性もあります。

私たちは、自分が一番「悪いくじ」を引くことを恐れます。

目立てば叩かれる。

本音を言えば嫌われる。

理想を追えば馬鹿を見る。

そう感じるとき、人は心を閉ざし、

長いものに巻かれていればいい

余計なことを考えなければ傷つかずにすむ

という道を選ぼうとします。

けれど、その安全は、

あなたの生命力を少しずつ弱らせてしまうことがあります。

 

収容所の夢は、

どこまでも理想的に生きようとする「気高さ」と、

馬鹿を見るのはごめんだという「諦め」との間で、

あなたが葛藤していることを表しているのかもしれません。

 

 

収容所の夢は、

あなたを閉じ込めるための夢ではないし、いますぐ

環境を変えたりしなければならない、

ということでもないのです。

 

この夢は

閉じ込められている自分に気づくための夢

なので、まずは、

本当は、どんなふうに生きたいのか

を静かに見つめてみて、といっているのです。

大人しく従うことで守ってきたものもあるでしょう。

けれど同時に、

その中で失いかけているものもあるはずです。

夢は、あなたに

自分の生命を蔑ろにしてはいけない

本来の尊厳を中心に置いて物事にあたっていくように

と告げているのかもしれません。

軟禁・監禁  刑務所・投獄   閉じ込められる 参照

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