大人しく従ってさえいれば無事でいられる。自由を求めれば、恐ろしい目にあう
収容所は、
創造的に表現できるスペースがないところ
です。
あなたが
息苦しさを感じていること。
刑務所のように「罪を償う」ために入るというよりは、
支配され、
強制的にそこに入れられるイメージの濃い場所です。
自分の意に沿わないと思うことがあっても、
恐怖感から反発できず、無力感に襲われている
可能性があります。
「収容所」と聞くと、
劣悪な環境に身を置いていることを示しているな印象を受けますが、
実際には「環境が悪い」というよりも
あなたが、
それくらい強い緊張感の中にいる、
ということなのでしょう。
例えば、
職業や、なんらかの組織の中に入り立てで、どう馴染んでいけばよいかわからないとか、
周囲に同調していなければ、いじめのターゲットにされてしまうとか考えるような
その緊張感に力が奪われ、疲れきっている
可能性があります。
自分の活かしどころがわからないでいる
のかもしれません。
本当は
誰も悪気があってしているわけではないのに、不慣れさからくる不安や恐怖心が、
こうした夢を描くことがあるのです。
あなたが自分自身を弾圧し、迫害し、痛めつけていること。
私達は、自分が一番「悪いくじ」をひくことをおそれます。
その怖れによって心を閉ざす道を選ぶ人は多いかもしれません。
理想なんて追わず、長いものにまかれていれば生きればよいのだ、
と。
この夢は、
どこまでも理想的に生きようとする「気高さ」と、馬鹿を見るのはごめんだという「諦め」との
葛藤の中にいるあなたに、
自分の生命を蔑ろにしてはいけない、
崇高な自分を中心に物事にあたっていくように
と告げているとも考えられます。
軟禁・監禁 参照
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