心地よい服は自尊心を満たす
衣服は、全ての人に共通するもので、
心を豊かにする力
ともいえます。もしも
着たい服が着られないとしたら、それは
「仕方ない」と諦め「我慢して」いるということになります。
私たちは、ボディランゲージや口調だけでなく、服装からも
メッセージを送っています。
知的な創意工夫。
また、私達が葬儀や式典には礼装し、試合にはユニフォームを着用するように、
夢の「服」は、
そこに適応するために、その姿になる必要があるということ、
この世界に適応するために必要な能力
を示します。
着ていくはずの服が見つからず、半狂乱になって探しまわる夢を見るとしたら、
周囲の要求や期待に応えられない、自分では力不足なのだ、
という不安な気持ちがあるのでしょう。
時間が迫っているのに、場違いな服しかない、と焦る夢を見るのも、
今の立場に対して準備不足の不安を感じているということ、
或いは、現実世界で
その場所のしきたりや慣例に合せられず、
いたたまれない思いをしている
可能性があります。
窮屈な服や、小さいサイズの服は、そのまま
窮屈さを感じています。
ずっと「自分にぴったりだ」と思っていたものが、
いつのまにかサイズが合わなくなっていることがあります。
「今の自分」に合ったものを探しに、アクションを起こしましょう。
新品の服を着ていたら、
新しい役割や肩書きを得た
可能性があります。
はじめてランドセルを背負う子供が、傍からもそう見えるように、
「服に着られている」(すっかり馴染んだ印象がない)ようなところがあるかもしれません。
ぎこちなさがまだあることを表していたりもします。
その服装が、何をするときの服か
を考えると理解できます。
例えば、
これから自分は、その世界の中へ入っていこう、
そこに入っていくから必要なんだ、ということです。
・作業着を着ていたら、その作業が意味する仕事について考えてみましょう。
例えば、
掃除をするための服なら、
無駄な物事を整理したり、片付ける必要がある
と告げている か、
作業の「ノルマ」がたまっている
ことを知らせています。
・夢で着ていた服に違和感を感じる場合、
はっきりと自覚していなかったあなたの本心と、その原因が示されています。
たいていは、
今の場所に自分が「フィット」していないと感じているか、一時的な緊張感です。
自分らしくいこうと心が定まり、理想の自分を明確化していくことで、不安は解消されます。
普段着ないような服を着せられ、
自分にはあわない、と思っていながら着用するような夢が、
新しい自分に出会うことを表していることもあります。
あとは、着こなし方次第
ーその意識的に取り組めるかどうか、というところでしょう。
・汚れた服を着ていたら、周囲に悪い印象を与えている可能性があります。
振る舞いに注意したり、身なりを整える必要があるでしょう。
・服の綻びを繕っているような場合は、現実の失敗や対人関係を改善・修復する必要があります。
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