夢の中で何かをごまかしているとき、
それはしばしば、
内に秘めた思いを隠していること、
自分の良心や善性に、十分に従えていない状態を表します。
恩恵にあずかろうとするあまり、
自分自身に忠実であるよりも、
周囲の基準や空気に合わせる選択をしている可能性もあるでしょう。
何かをごまかそうとして、
自分でも「明らかにおかしい」と感じる行動を取る夢は、
それが本意ではないことを、
あなた自身の良心が知らせているサインでもあります。
また、魂が望んでいないことを、
無理に続けようとしているときにも、
このような夢を見ることがあります。
けれど――
「ごまかす」ことは、
必ずしも悪意や不誠実さだけを意味するわけではありません。
ときにそれは、
-
その場の緊張をやわらげるため
-
誰かを傷つけないため
-
自分を守るため
の、防衛反応であることもあります。
とくに子どもの夢や、
追い詰められた状況の夢では、
「ごまかす」行為は
想像力や機転によって現実を切り抜ける力として描かれることがあります。
それは、
正しさよりも、
まず“無事であること”を選ぶ心の働きです。
その場合、夢は
現実に浮上した問題を大事に至らせず、
うまくやり過ごせることを示しているでしょう。
大切なのは、
そのごまかしが
あなたの本心から離れているのか、
それともあなたを守るための一時的な知恵なのか。
夢は、その違いを
静かに問いかけているのかもしれません。



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