壁を突破できない、壁に囲まれる

壁に手を当て嘆く男性
夢の意味状況

この壁を越えさえすれば、もっと先に進めるのに。

前の壁は、なんとか突破できたけれど、

次に更に高い壁があり、超えることができない、

後ろに戻っても壁、前に進んでも壁で、八方ふさがりになってしまう

ことがあります。

 

こうした夢は、

あなたが

望む場所に到達できない辛さや、

前進することができないもどかしさを味わっている

ことの表れです。

これを回避することはできないだろう、と考えています。

壁が四方から迫ってきて、窓から入ってくる光が消えてしまうように、

制約されていて、

それが、自分の計画に影響を与えているように感じています。

 

あなたは、

「自分はなんと不器用で、世渡りが下手なんだろう」、と思っているかもしれません。

でも、実のところ、

何かと問題は生じるけれど、あの手この手で切り抜けてきた

のではないでしょうか。

本当は多彩な才能の持ち主で、

人や環境に合わせて自分を変えることがうまく、

他の人に、何の違和感も与えず

溶け込むことができるのに、

その自覚はないかもしれません。

何か問題が起きたとき、腹を据えて向き合うというよりは、

うまく交わしながら進んでいくのが上手なのです。

まるで、

障害物に合わせてカーブを描きながら進んでいくかのように、

目の前に壁=障害物が見えると、

器用にそれを避けて歩いていき、

いろいろな事情に適応できます。

駆け引きが上手で、融通のつけ方が巧み

なのです。が、それは

まっすぐ突き進もうとしてもできないからこそ、身についた技であるともいえる

でしょう。

 

今回は、いつものやり方が通用しません。

あなたは、

ストレスの多い状況を避けようと、できるかぎりのことをして、

四方八方からやってくるプレッシャーをなんとか「かわそう」とするでしょう。

 

でも、あなたがどんな回避的行動を取ろうと、

避けては通れない現実の壁に突き当たっていて、

身動きがとれず、

脱出ルートがどこにあるのかも見えていません。

 

あなたがどんな回避的行動を取ろうと、

別の意図が働いて

人生の領域に目を向けることを余儀なくされている

ようです。

 

四方に塞がる壁は、想像の産物です。

立ちふさがる障害物を超えて進むためには、

「障害がある」、「だから進めない」という思い込み、

先入観と闘うこと

です。

不思議なことに、

覚悟を決めたとき、

殆どの障害物は消えてなくなってしまうものです。

要は態度の問題

で、障害そのものは消えないとしても、「不可能」という先入観をはぎ取り、

それにしっかり向き合う

ことができれば、思っているよりはるかにたやすく対処できる

ということが分かるでしょう。

 

壁を壊すのは、あなたの意志力と情熱です。

夢の中で

壁を壊したり、超えられたら、

ある種の爆発力、攻撃力を行使して

思うような世界をつくれるようになったか、

「これは決して変えられない」と思った条件や状況が変わり、その向こうに行ける

ことを告げているでしょう。

 

心が揺さぶられることがあったとしても、楽しめている部分があるとしたら、

あなたが学ぶことには大きな価値があります。

 参照

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