変容のシンボル。本当の私になるときがきた。
魂の象徴。
心の死と再生。
さなぎが蝶になり、
太陽が降り注ぐ広々とした世界に出るように、
これまでの領域を超え、自由に探求できるようになること。
心の在り方が変わること。
蝶は死者の魂の化身
とみなされることがあります。
(人が亡くなると、その体から抜け出した魂が蝶の姿になって飛び回る、という説もある)
卵からかえった幼虫が
脱皮を繰り返しながら大きく成長していく蝶の生態は、
輪廻転生
を意味することもあります。
このようなことからも、
蝶の夢は、ひとえに
呪縛からの解放
を告げています。
けれど、まだ、一人で飛んでいく自信がないとき、
蝶の羽ばたきはどこか不安げであるかもしれません。
夢の中で自然に飛べるようになっていくのは、
「もう、こわくない」ことがわかったからです。
蝶の美しさに引き込まれる人は多く、
そのほかの昆虫とは区別されかねないくらい
「別格」扱いされています。
それくらい、
自分の心にトキメキをもたらす人物の出現を心待ちにしている、即ち
恋愛願望が高まっているときも、
蝶の夢を見ることもあります。
花から花へ、ひらひらと空中を飛び回る蝶の夢は、
魅力的な異性からの誘惑
を表していることがあります。
蝶を追いかけている夢は、
理想的な恋愛を体現させてくれる相手を追い求めていることの
表れであったりします。
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