盆栽

ぼんやりとした盆栽の鉢植え。自由に伸びたい心や成長を制限される状態を象徴する夢のイメージ
夢の意味植物

管理し、形よく整えて鑑賞する/根を張り、枝を伸ばし、花を咲かせていけることこそが本望

大きな盆栽のそばでうつむく子供の姿。自由な成長や見守ることを象徴する夢のイメージ盆栽は、草木を小さな入れ物に植え、形を整えながら育てるものです。

夢の中に盆栽が印象的に現れるのは、

本来なら自由に伸びていくはずのものが、

何らかの形で制限されていること

を表していることがあります。

本来、人格は自由な主体であるべきです。

誰かに強制されたり、過度に拘束されたりすることなく、
自分で考え、行動し、経験を通して自律性を育てていく必要があります。

この自律性こそが、
その人の全人格的な開花を支える土台になります。

夢の盆栽は、

その人がある種の鋳型にはめ込まれ、

本来の成長の方向をねじ曲げられている可能性を示していることがあります。

自分の力で伸びていくことを許されず、

自己実現できないまま苦しんでいる

のかもしれません。

「こうなりたい」
「本当はこう生きたい」

と思う自分があるのに、
それを表に出せずにいる状態なのです。

たとえば、それは親の愛情ゆえ、ということもあります。

もちろん、これは子どもに限った話ではありません。

夫婦や家族、職場の人間関係の中でも、
「こうあるべき」「こうしたほうがよい」という思いから、
相手の生き方や考え方に手を入れようとしていることがあります。

夢の中で誰かが盆栽をいじっていたなら、
その人物が、あなたの人生や個性に影響を与えている存在として現れている場合もあります。

あるいは反対に、
あなた自身が誰かを心配するあまり、
その人の自由な成長や選択に、必要以上に手を入れようとしていないかを問いかけていることもあるでしょう。

「自分が責任を持って管理しなければならない」
「失敗させてはいけない」
「間違った方向へ行かせてはいけない」

という思いが強いあまり、
子どもの人生の主導権を握り、本人に我慢をさせていることもあります。

もちろん、個性を尊重することと、何でも自由にさせることは同じではありません。

行き過ぎた自由は、時に利己主義や無責任さにつながることもあります。

けれども、その人が幸福感や充足感を得られないまま、
ただ「形よく整えられる」だけで成長していくことは、避けなくてはなりません。

大切なのは、たえず

なんのために育てるのか
なんのために導くのか

という根本に立ち返ることです。

「これはダメ」
「あれはダメ」

と、その人らしさを一方的に取り上げるのではなく、
ともに考え、ともに悩み、よりよい方向を探していくこと。

盆栽の夢は、
あなた自身、あるいは身近な誰かの中にある

本来ならもっと自由に伸びていける生命力

に目を向けるよう促しているのかもしれません。

小さく整えることよりも、
その人らしく根を張り、枝を伸ばし、花を咲かせていけること。

夢は、その開花を助ける関わり方へと、
あなたの意識を向けさせているのでしょう。

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