自分の基準が下がる／期待を下げなくてはならない
「そういう人だったんだ」
と、
勝手に人から失望されてしまう
夢を見ることがあります。
でも、あなたには、何のことか身に覚えがありません。
最近、
自分の能力や努力が報われなかった、
と感じることはなかったでしょうか。
この夢は、
いろんな状況が重なって、満足のいく形で物事を進めていけない
いまのあなたの心境を表しています。
夢の中で失望感を抱く相手は
物事が期待通りに行かないことを苛立たしく思うあなたであり、
失望される自分は
自分の意志に反して基準を下げさせられ、
それに満足できない気持ち、
自分のポジティブな側面を認めることができず、残念に思う
気持ちを表しています。
私達は、
自分の能力を過小評価して、わざわざ自分を傷つけてしまうことがあります。
夢は
自分自身への扱いが正しくないよ、
と知らせているのかもしれない、
実際よりご自分の限界を低く見積もってはいませんか。
自分が望めるのはせいぜいそれくらいだ、
と自分に言い聞かせていたり、
誰かのご機嫌をとるために、自分が望んでいないことをし続けて
はいないでしょうか。
現状、何らかの役割を引き受けなくてはならないなら、その役割に徹し、
正しいと思うことに基づいた行動を貫いて。
あなたが自分を信じないかぎり、他の人々を信じさせることはできないからです。
もしも、
仕事で何かミスをしてしまったとか、誰かに対しての失言を撤回することができず、
もう終わりだ、自分は見捨てられた
などのように感じているのだとしたら、
「とまってしまう」のが、一番マイナスなこと、
本当に失敗なのは、私たちが努力をやめてしまったときです。
確かに、
今の状況は、本当にどうしようもなく、制約的な状況にあるのかもしれない、
どれだけ力を尽くしても解決策を見つけられない
と思えるかもしれません。ただ、
困難 はたいてい、
あなたが決めた限界を変える必要を示唆するものです。
あなたにひとつ言葉をおくれるとしたら、
信念のあるところに道は拓ける
です。
もしも、勝手に失望されて
こちらの言い分を聞いてくれないような展開だとしたら、
その人は、元々あなたに対して理解がない人
なのでしょう。
そのような人を
説得しようとムキになって、時間やエネルギーを消耗させないで。
相手からすれば
「単に面倒くさい」というだけの理由から
そうしている（情状酌量の余地なしのような態度を決めている）
のかもしれません。
そうではなかったとしても、
自分を理解を示してくれない人より、
何も言わなくても事情を汲み取ろうとしてくれたり、
応援してくれる人を大事にすることのほうが賢明です。
そのことが起きて、本来自分がいるべき場所や、あるべき生き方に導かれることもありますから、
できるところから、具体的な打開策に着手することが大切です。
どんな事態に直面しても、自分を未来に繋げていく行動が大切なのです。
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