自分では気づきにくいよね
「親の背を見て育つ」
「背を向ける」など、背中を用いた諺が、そのまま夢の意味を表していたりします。
あなたが、普段注意を向けていない、
見ようとしていない部分。
一方で、強靭さ示すこともあり、夢に登場した人や動物の姿を通し、
自分の力を見ていた
可能性もあります。
シーンによっては
人の後ろに従っていること
を表します。
実例
ゴリラが、背中の太鼓を懸命に叩いていた
という夢を見た子供がいます。
そのゴリラは母親に似ていたと言います。
説明は短いけれど、夢の「背中」は、いろんなことを表していたでしょう。
ゴリラ⇒突如暴れ出す存在⇒母親
の支配下にいるということ。
親の期待や決定に依存して生活している
今の状況を表しています。
「背中の太鼓をたたく」という行為は、本人が不快に感じていたかどうかにもよるけれど、
「負が強化」されている
可能性もあります。
(負の強化
=調教で、行かせたい方向に行かせるために、効果的に使うことがある。
個々の性質に合わせて巧みに使う)
うるさく感じたとか、母親の鼓動という見方もできるでしょう。
こっちのリズムにあわせて、という無言の圧力を感じ取っていたとも言えます。
背中は、主に「道徳的」な意味における強さを示すので、
人間でいえば、「しつけ」と思ってする行為
を意味していたのかもしれません。
つい子供に怒鳴ってしまい、いたずらなどの子供の行為を止めさせようと、親は怒鳴り、
そうするとイヤなことを止める、それで効き目があったので、また怒鳴るようになる
という、お馴染みのバトルがあります。
イヤな行為をなくそうとして
親はもっと太鼓をたたき(大きな音で注意を向けさせようととするが)、子どもはむしろ
慣れてしまって、
ますます言うことを聞かなくなる(親をゴリラに見立てていることからも)
親は益々怒鳴る、という
悪循環が延々と繰り返されるようになります。
子供の夢を聞くと、親は反省を促されることが多いかもしれません。
コメント