部分的な自己変化・外からの影響/変化のようで変化でない、表面的な部分だけを変えて見せてくる。
一見ファッション的な変化のように思える行為
ですが、深層心理では
“自己の変容”や“他者からの影響”を象徴する
ことがあります。
今回は、ある女性が見た印象的な夢をもとに、
「メッシュを入れる夢」が何を意味するのか、色の象徴も含めて読み解いてみたいと思います。
父親が「今日も飲みに行く」と言うので、
私は心配して「飲み過ぎでは?」と問いただします。ですが、父親は
相手には借りがあって断れない、というのです。
私は主犯格に絡み、その日父は酒を飲まずに済みました。
ところが父はなぜかその主犯格に少し憧れも抱いているようで、
その後真似して髪にみどりのメッシュを入れ始めたのです。
髪は夢の中で、しばしば生命力・思考・アイデンティティを象徴します。
そこに色をつける、あるいは一部に変化を加えるというのは、
自分の“見せたい姿”を変える(外向的変化)
誰かに影響されたり、何かに触発されて、
**「自分を変えたように見せたい」**という思いがある。
特にメッシュは「一部だけ」の変化なので、
全体ではなく“どこか”だけが染まっている=部分的な影響や葛藤
を表します。
夢では「父親」がメッシュを入れていますが、
夢に登場する他者は
しばしば“夢主自身の投影”であることが多く、特に
身近な存在(親や配偶者)は、自分の内面の一部を象徴している可能性もあります。
また、
もしあなたの見た夢のメッシュの色も「緑色」だったとしたら
【プラスの解釈】再生、癒し、成長、柔軟性
【マイナスの解釈】嫉妬、未熟さ、無意識の同化、感情のもつれ
である可能性が高く、
父親が“悪い連中”に影響されて、緑のメッシュを入れるという行為は、
以下のような心理を象徴していたのかもしれません。
嫌な相手なのに、なぜか心が揺れた。
嫌悪と憧れが同時に存在していて、それが自分の一部になってしまった
つまり、
拒否したいものに対しても、心のどこかで取り込んでしまっている状態
であるということ。
(色の意味を加味すると、夢の解釈はさらに深くなります。)「色」参照
メッシュは「髪全体」ではない、
「一部だけ」を染める
という点においては
「一時的」
「試験的」
「影響を完全には受け入れていない」
状態を示しているのかもしれない、夢主の心理を反映すると、
「父(もしくは夫)が何かに染まりかけている」
「けれどそれは本質的な変化ではない=芯が変わっていない」
というもどかしさや不信感が投影されている可能性があるでしょう。
この夢は、
「誰かが変わろうとしているように見えるけれど、
それは外側だけで、内面は変わっていない」というジレンマ
を描いている、
もしくは、
「望まない影響が自分や身近な人に染み込みつつある」ことへの警戒心
とも考えられます。
髪色を変える・イメチェン 参照



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