それは心のエネルギーが行き交う場所
現実では言えなかった「欲しい」/「もらう夢」は、心の奥の本音を映す/評価・愛情・自信・チャンスを受け取る暗示
夢の中で、誰かから何かをもらったり、誰かに何かをあげる
夢を見ることがあります。
それは一見すると、
ただの「物のやりとり」のように見えるかもしれません。
けれど夢における「もらう」「あげる」という行為は、
現実以上に、心と心の深い交流を映し出しています。
何かを“もらう”夢は、
その贈り物が象徴するものを、あなたが
「自分の力だけでは、手に入れにくいかもしれない」
と、どこかで感じているときに現れやすい夢です。
夢の中で受け取ったものが「お金」だったとしても、
それは必ずしも現金そのものを意味するわけではありません。
夢におけるお金は、
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努力
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才能
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信頼
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愛情
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評価
といった、
あなたが「価値がある」と感じている何かの象徴です。
つまり、
「お金をもらう夢」
とは、
「あなたが価値を受け取る準備をしている状態」
を表していることが多いのです。
お店のお客さんから100万円もらって
嬉しそうにしていると、
そばにいた同僚が「私もほしい」というので、
「まだお金もっているみたいだから、くれるかもしれないよ」という。
夢の中で、誰かが
「私もそれがほしい」と言ってくることがあります。
その人物は、
実際の他人である場合もありますが、
多くの場合――
他人の姿を借りた、もう一人のあなた自身です。
「私だって、それが欲しい」
「でも、本当に手に入るのだろうか?」
そんな期待と不安が、
夢の中で“誰かの言葉”として現れるのです。
そしてあなたが、
「まだチャンスがあるかもしれないよ」
と返していたなら、
それはあなた自身が、
「もしかしたら、私にもまだ可能性がある」
と信じている心の声なのかもしれません。
もし夢の中で、
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ざらりとした感触が残った
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無理に笑って受け取っていた
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本当は気が進まなかった
そんな印象があったなら、
それは注意を促すサインかもしれません。
現実のあなたは、
本当は受け取りたくないものを、
「ありがとう」と言って受け取っていませんか?
その贈り物には、
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誰かの押しつけ
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言葉にできない違和感
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期待や役割の重さ
が、潜んでいることもあります。
反対に、夢の中であなたが
誰かに何かを「あげていた」場合。
その贈り物は、
あなた自身が抱えていた何か――
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感情
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期待
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重荷
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手放したい思い
であることがあります。
「これは、あなたのために」と言いながら、
実は自分が持て余していた感情を
手渡していた、ということもあるのです。
夢の中での「もらう」「あげる」は、
単なる物のやりとりではありません。
それは、
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愛情を伝えることも
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信頼を受け取ることも
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ときには、敵意や不信感を引き受けることもある
心のエネルギーの交換です。
なぜ、あの人はそれを私にくれたのだろう?
そんな視点で夢を振り返ってみると、
あなたの心の奥にある願いや迷いが、
そっと浮かび上がってくるかもしれません。



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