言葉の力を活かす/気持ちが軽くなることで、いまの状況も改善していく見込みがある

夢の中では大爆笑していたのに、
目が覚めてから思い返してみると、
「あれの、いったい何がそんなに面白かったんだろう」
と思うことがあります。
夢の中のやりとりに反応して、
「えー!」などと声を出したり、
少し大げさな反応をしながら目を覚ますこともあるでしょう。
それほど夢の中では、
その言葉や出来事が、
現実のことのように生き生きと感じられていたのかもしれません。
冗談を言って笑う夢は、
緊張や深刻さを、心がうまく「笑い」へ変換できたとき
に見ることがあります。
言い換えれば、
自己防衛機能が、理想的な形で働いた状態。
そして、それは
あなた自身がつくり出す、小さな幸運
でもあるでしょう。
相手が笑ってくれる夢
あなたの冗談に相手が笑ってくれたり、
楽しそうな反応を返してくれる夢なら、
現実の中でも、
相手から肯定的な反応を得て、安心した出来事
があったのかもしれません。
人を笑わせるためには、
相手がどんなことを面白いと感じるのか、
どこまでなら踏み込んでも大丈夫なのか、
その人の「ツボ」を感じ取る必要があります。
そこには、
相手の気持ちを読み取る力や、
共感してもらえる言葉を選ぶ力も使われています。
効果的な方法で「イエス」という返事をもらった。
そんな出来事が、
昼間のどこかになかったでしょうか。
冗談には、物事を見る角度を変える力がある
何より、
夢の中で冗談を言っているあなたには、
真実をすくいとり、想像力によって言葉に置き換える力
があるということです。
ユーモア?
ただ面白いことを言えばいいのか、というと、
物事の中にある矛盾や、
少しおかしな部分を見つけ、
それを別の角度から表現する力がいります。
笑いは不思議なもので、
張りつめていた空気を、
ほんの一瞬で変えてしまうことがあります。
深刻にしか見えなかった問題も、
少し笑える余白が生まれることで、
「もしかしたら、別の見方もできるかもしれない」
と思えるようになることがあります。
夢の中で冗談を言うのは、
あなたの心が
「そんなに深刻にならなくてもいい」
「違う角度から見てみよう」
と、自分自身に語りかけている場合もあるでしょう。
それは、
重要な問題を無視するということとは違い、
真正面から考えすぎて心が動けなくなったとき、
少し遊び心を持ち込むことで、
新しい解決の糸口を探そうとしている
のです。
ほんの一瞬のおどけた見方が、
長い説明や議論よりも簡単に、
心のこわばりをほどいてくれることもあります。
冗談を言ったのに後味が悪い夢
ただし、
冗談を言ったあとに嫌な気持ちが残ったり、
笑っていたはずなのに、
目覚めたあと妙に気分が重い夢なら、
楽観視できない現実がある
のかもしれません。
「大丈夫」と笑って済ませようとしていても、
心の奥では、
本当は、そう簡単な問題ではない
と感じているのでしょう。
冗談という形で軽く扱おうとしているものの中に、
本当は無視できない気持ちが隠れていることもあります。
冗談を言われて腹が立つ・過剰に反応する夢
誰かに冗談を言われ、
腹を立てたり、
必要以上に傷ついたりする夢なら、
あなた自身が今、
その物事の渦中にいる
可能性があります。
人は、自分と少し距離のある出来事なら、
笑ったり、
冗談として受け止めたりすることができます。
けれど、
自分にとって切実な問題については、
冗談として受け流せないことがあります。
その夢は、
まだ状況を客観的に見る余裕がない
ことを教えているのかもしれません。
笑えるということ
人生には、
どうしても深刻にならざるを得ない出来事があります。
けれど、
その中にほんの少しでも笑える部分を見つけられたとき、
私たちは、
出来事に飲み込まれるだけではなく、
もう一度、自分の立ち位置を取り戻すことができます。
冗談を言う夢は、
もっとふざけていいということではなく、
深刻な現実から逃げるのではなく、現実を見る角度を変える心の知恵
を表しているのでしょう。
笑いによって少しだけ心に余白をつくること。
それもまた、
人生を進んでいくために、
私たちに備わっている大切な力なのだと思います。



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