その世界を垣間見せてくれる。/独自の言語がある/関係者でなければ理解できない/敬意をもって耳を傾ける
夢では、動物と話しをしていることに
あまり違和感がありません。それは、
あなたの、より本能的な部分、無意識的な部分だからです。
「動物」が「人間の言葉を」話す
のですから、
そうとうに意識化されつつあるものの、
まだ明確には意識化されていない内容を表しています。
飼っている猫の調子が最近すぐれない。元気がないのだ。
心配して病院につれていったほうがいいかな、と思っていた矢先、可愛い赤ちゃんが生まれた。
私はこれだったんだね。おめでとう、というと、猫は
お・・め・・で・・とうと返してくれた。
そして、「もう、お腹は大丈夫だね」と言ったら
「うん。ほら元気元気」と立ち上がってお腹をピンピンに張ってアピールしてくれた。
更にこんな言葉を向けてくる「ラブラブラブ・・。」
人間が言葉を使って生きるように、
動物は“感じること”で生きています。
その動物があなたに話しかけるというのは、
理性や思考の層を越えて、
心が“ほんとうの自分”と通じ合ったことを告げています。
また、この夢展開は非常に豊かで、美しく、象徴的で、
元気がなかった猫(=内なる感受性)が、
⇩
赤ちゃんを産み(=創造の喜び)
⇩
夢主と会話を交わし(=無意識と意識の橋渡し)
⇩
最後に「お腹はもう大丈夫」と伝える(=安心・解放)。
これは、
「何かが生まれ、それによって回復が始まる」という、極めてポジティブな
夢のストーリーでもあります。
「ラブ・ラブ・ラブ」と繰り返す「愛の言葉」は、
赦し、癒し、受け入れる段階に入ったことを告げていたでしょう。
夢の中で動物が優しい言葉をかけてくれるとき、
それは外の誰かではなく、
あなた自身の心があなたを励ましている、
つまり、**「自己愛の回復」**の象徴です。
こうした「動物と話しをする」夢は、「ブログや創作、また人との会話・・」など、
“伝える力”が回復しているときによく現れます。
あなたは、これまで心のどこかで我慢してきた感情や直感があった
のかもしれません。それを、
ようやく「言葉」にして表現できるようになってきた、
或いは、
「誰かの期待に応えること」よりも、
「自分の奥から湧いてくる感覚に誠実でありたい、
と言う気持ちが強化されたのかもしれません。
夢に出てくる動物は、
自分自身の一部でありながら、自分では直視できない部分
でもあります。
だからこそ、その動物が
何を語り、どんな態度で、あなたに何を求めていたのか
を振り返ることは、自己理解への扉となります。
夢の動物と交わす会話は、
日常では届かない心の奥からの手紙
ともいえ、あなたがその声に静かに耳を傾け、
たとえかすかな声であっても、それを無視せず、敬意をもって受け止める
ことが大切です。その姿勢こそが、
夢のもたらす癒しと変容の力を最大限に引き出す
のだと思います。
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