どうすれば、よりよく分かち合えってゆけるだろう
あなたが、
自分を取り巻く世界と深く関わりながら生きていること。
そして、
自分の中に生きる、様々な側面を尊重し、
心を満たす生き方を模索しています。
夢で見た住まいがはっきりと「シェアハウス」とは言えないにしても、
「自分一人のことだけを考えていればいい」という状態ではない
ということでしょう。
否定的には、何かと関与しなくてはならない人達がいて、
面倒なことに巻き込まれがちであったり、
日常が制限される、縛られている
と感じている可能性があるでしょう。
長屋にしろ、団地にしろ、集合的な住宅に住む夢は、
他者の力を借りながら生きている
ということかもしれません。
確かに面倒なこともあるかもしれないけれど、雑多な環境の中で
「新しいものをどんどん取り入れていける」
メリットもあり、視野が広がってゆきます。
「開かれた住居」であったなら、
古いしがらみに縛られず、自由にアイデアを打ち出し、のびのびと振る舞える場所にいる
可能性があります。
「学生さんやデザイナーなどの社会人など、30名くらいの家族や個人が住む、
感じのよいシェアハウスの中で生活する夢を見た」人がいます。
その家は、「ショッピングモール」にも繋がっていたそうで、これは
様々な主張と「折り合いをつける」というところで関連しています。
新しい人との出逢いは、「新しい自分」に出会うことを意味しています。
相手から影響を受け、元々自分の中にあった芽が、
「新しく出会ったその人」の影響を受けて伸び始め、キラキラした自分を感じられるようになります。
シェアハウスは、
同居する人が一人なら一人と、二人なら二人と、共有スペースについて
取り決めなくてはなりません。
「どうしたらお互いに納得できるか」、着地点に落ち着くまで
意外な提案を受けたり、こちらかも発信する必要があり、
このことは、
自分なりに答えを出して、未来につなげていく必要がある
ということでしょう。
例えば、
友人を招いても大丈夫か、恋人との距離をどうするか、あらゆる「共有」の局面があるわけですが、
「正解」はありません。
現実では
育児方法や介護方針は正しいのか、自分は相手の期待に応えられているか、といった
人対人の中での悩みを生き、
それらの悩みの中で相手との関わりを深めている
という可能性があります。
シェアする人数が、自分と他者の二人であっても、
自分以外の誰かである限り、その向こうに「外の世界」が拡がっています。
誰か(或いは何か)が、あなたをその世界に融合させてくれる役割を担っているのでしょう。
夢主曰く、
「現実には、子育てや家事に追われていて、旅行を含めた新しい体験とは程遠い毎日を送っていた」
そうですが、この夢を見て
かつての新鮮な気持ちを思い出し、ワクワクすることがしたくなった、
といいます。
あなたもまた、
現実はそれどころではない、
と思っているかもしれません、でも、肯定的な印象を残していたなら、
夢を通して
より自分らしい自分になるためのプロセスを体験していた
可能性があります。
人の世話をしたい人、ほおっておかれたい人、テレワークしている人、夜勤の人等々、
シェアハウスには、様々な立場の人が同居するでしょう。そうした
他者から、外界から
あなたが
強い影響をダイレクトに受けていることを告げつつも、
その影響を受けて、より望ましい方向に
「変わっていく自分」に、フォーカスしているのではないでしょうか。
夢主のいうように、「赤ちゃんの世話」は確かに大変ですが、
その大変さは未来へと続いています。
そうした
身近な「日常」の中に、遠い世界への扉が仕込まれている
ことを、
クリエイティブな活動を通して
内側から大きく変わっていくことができる
事を告げています。
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