物理的な「世界」ではなく、どこにあるとも言えない、でも、確かに想念に浮かんでくる「世界」
幾つもの可能性。
複数の意識世界。
以前は存在していなかった(または見えていなかった)可能性が出現し、
ポジティブな変化に備えている
可能性もありますが、
もしもあのとき、違う選択をしていたら・・
という意識が作り出した世界かもしれません。
私達は、
違うところにパラダイスがある
と思いながら生きていたりします。
確かな指針がない
ときには、特に。
もしかしたら、
現在の状況に不満
を抱いているのかもしれません。そして、
できることならやり直したい、
という気持ちが強くなっているのかもしれません。
そうでないとしたら、
望ましいけれど、現実味が薄い選択肢と、
魅力に欠けるけれど、現実味がある選択肢が入り交じる
複数の選択の間で迷っている
可能性があるでしょう。
確かに、決断の前にはいろんなチョイスがあるように見え、
決断した後には、決断しなかったことのほうに未練を感じてしまうことがあると思います。
でも、
自分に一番適したチョイス
というのは、案外限られているものなのです。
私達が何かを選択するとき、
たいていは、心のどこかで
自分が選んだものに対して責任をもってコミットしていけるかどうか
について、或いは
自分の本質にあっているかどうか、
について答えを導いています。
理想的には、どちらも視野に入れて決断するのが望ましいけれど、
例えば
進学や就職、結婚や恋人を選ぶ時、
憧れ
だけで選択してしまうことがあります。
そして、実際のところ自分の本質には全く合わなくて、苦しむ
ことも多いのです。
他の人が幸せそうなのを見て、それなら自分も同じようなものが欲しいと思っても、
それはあなたには合わないものであったりします。
だから、
あくまで自分の本質をよく知ったうえで、
その選択が一時的な衝動や興味を満たしてくれるだけのものではない、
将来にもよい影響をもたらしてくれる選択であるか
ということを考え、
自分にとって有意義なものを厳選していく目を養っていくこと
が大切です。
間違った選択をしてしまった
場合でも、すぐに進路を変えられるなら
さっさと変えてしまいましょう。
変えられないのであれば、どういう基準で自分が選択したのかを冷静に考え、
間違った流れに乗ったまま未来に進んでいく
事を食い止めましょう。
もう終わりだ!と放棄してしまわずに、これからの選択において、
教訓を生かしていくことを心掛けましょう。
また、
あの時はそうするしかなかった
あの時点では、あれがベストの選択だった、
と思えるなら、
それを後悔するよりも、その先の未来のために、これから何をしていくか、
何ができるのかということに、フォーカスすることが大切です。
自分で選んできた人生は、
必ずどこかで辻褄があう
ようになっています。
それが宇宙の在り方であり、自然な流れです。
長い間答えを出さないままにしていた問題も、いつか必ず問題そのものが答えを示してくれる時がきます。
だから、
自分で解決できない問題は、それまでの人生の流れが答えを出してくれる、
それまで、自分はひたすらまっすぐに生きようとする
ことが大切なのです。
実在しない場所 も参照してみて。
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