家の中に動物が入ってきたり、
グループの中に、好ましくない人が入ってくる
夢をみることがあります。
それが
私の世界に入ってきてほしくない、
と思うのは、
直面したくない、見たくない自分の内面を
自覚されられるから
です。
「侵入されて嫌だ」と感じる存在は、招かれざる客であり、
できれば
「排除しておきたい」存在なのです。
「怖い思い」は、受け入れたら
破滅させられるかもしれない
怖さです。
あなたを脅かすその存在は、姿形を変えて何度も表れます。
ただ「受動的」に受け取るだけの環境に身を置いていると、能動的な諸能力
ー考える力、判断する力、愛し共感する力、そして悪に立ち向かう力、信じる力など、
内発的な精神性が衰弱していきます。
この夢が、あなたを悩ませる問題を彷彿させるのだとしたら、
激しい打ち合いや矛盾、対立、葛藤を余儀なくされる
としても、
忍耐強くそれらを乗り越え、
本来あるべき「結びつき」の形にまで彫琢し、鍛え上げていくこと
を優先しましょう。
現実には何も変えられない
と思い知らされるかもしれない、
それでも、最大限に人格を充実させ、変化を生み出す可能性は高まります。
私達は、
十全たる人間になる潜在的可能性を有し生まれてきます。
コメント