自分の子供が、他の誰かの子供になっている

意味ありげに自分に微笑みを向ける母子
夢の意味環境・現象

その子は、間違いなく私の元にいた。/私とともに生きていた大事な何か

意味ありげに自分に微笑みを向ける母子~~「私は、子供の手をひいている。現実世界では、自分の子供なのに、

なぜか夢の中では姉の子供になっている。もう遅い時間だ、

私はタクシーに乗り、(本当は自分の子供を)姉の元に送り届けようとしている」~~

あなたが、もしこのような夢を見たとしたら、

目が覚めてからも、不思議な感覚が残るのではないでしょうか。

「確かに私の子だったはずなのに、いつの間にか姉の子、誰かの子になっている――」

そんな

違和感が、どこか胸に引っかかったまま

ではありませんか。

それは、とても深い心の動きを表す夢です。

 

まず、この夢の

「(2歳くらいの)自分の子どもが、なぜか姉の子供だった」という

不思議なねじれは、

誰のために生きているのか、

自分の人生が誰のものかという葛藤を暗示している

のかもしれません。

 

姉という

「身近な他者」にその子を託そうとする行為には、

自分ひとりで抱えきれないものを預けたい、委ねたい気持ち

もあるのかもしれません。


夢の中の“子供”は、ただの子供ではありません。

あなたがこれまで大切に育ててきたもの――たとえば、

信念や、過去の努力、あるいは痛みや喜び…

そうした「あなたの一部

が、子供というかたちで現れているのです。

けれどそれが、なぜか他人の子になっていた。

それは、あなたが自分自身の何かを手放そうとしている時かもしれません。


思い当たることはありませんか?

ずっと背負ってきたものを、

もう誰かに任せてもいいかな、と思い始めていたり。

過去のことに、そろそろけりをつけようとしていたり。

あるいは、大事にしてきた何かを、知らぬうちに人に渡してしまっていたり――

あなたの中で、

その“大切な何か”の所有権が、少しずつ変化している

のかもしれません。


この夢には続きがあって、夢主は

一旦はタクシーを降りて姉の家に向かうのですが、途中で子供の姿が見えなくなります。

夢主は、

「もう、一人で行ってしまったのかしら」「それならいいんだけど」と気にしつつ、

姉の家まで歩きます。そこに、子供はひょこっと姿を現すのです。

この一連の展開にも

その子を気にかける

夢主の気持ちがよくあらわれています。

送り届けようとしたり、いなくなって不安になったり、

そして見つけて、ほっとしたり。

そう。

たとえその子が誰のものであっても、あなたの愛は、ちゃんとそこにある

のです。


だから大丈夫。

あなたが見失いかけた“何か”は、

あなたの中に、ちゃんと根を張り続けていて、

きっとまた、あなたのもとに戻ってくる、

ときにその様相を変えて。

夢は、あなたの心の奥の声を、静かに、でもはっきりと伝えてくれます。

どうかその声を、やさしくすくい取ってあげてください。

子供を託す  他人の子供を連れている、世話する 参照

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