例えば、あなたが何かに
魅入っているとき、
没頭しているとき、
誰かにポン!と肩を叩かれたら、
はっとするのではないでしょうか。
何かに没頭しているとき、私達は無意識の世界と深く接触しています。
また、
絵画や音楽、執筆など、ありとあらゆる「芸術活動」は、無意識の世界を
無意識に表現する活動であるともいえます。
ユングは
「意識というものは、無意識の産物である」とまで言っています。
「無意識」について学ぼうと思えば、たくさんの書籍が手助けしてくれます。
わかりやすいのが「幼児期」です。
子供の頃は、自我というものが出来上がっておらず、
意識はあるのだけれど無意識の占める領域が殆どです。
「自分の存在」についての認識が作られてはいない状態から、外的な世界(風習とか習慣)により、方向性ができあがってきます。
それらはいつしか無意識的な活動になっているし、
私達は深く考えることなしに服を着たり家に帰ったりしています。
私達はいつだって無意識とともにあり、
無意識の中からデータを取り出しながら生活しているともいえます。
何かを生み出すことも、
無意識の世界から引き出しているようなもの
なのです。
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