夢で加害者と被害者、どちらになることが多い?

水の中で対等に戦いあう二人の若者
夢占い500字メモ

破壊に向かうか、創造に向かうか

相手を罵倒したり、何かを破壊したり、自分が

暴力的に振舞っている夢を見て、びっくりすることがあるかもしれません。

普段の自分なら、絶対にしないという人も、

例えば

たまっている怒りや憎しみがあれば、それを夢の中で爆発的に表現することがあります。

自分は大人しい人間だと思っていても、

夢で加害者になることが多い、という人は、

直接的に自分が事態を解決していこうとする、主体的な態度をとっている

でしょう。

 

反対に、自分は積極姿勢で生きていると豪語していても、

夢の中でよくやっつけられている、攻撃されるという人は、

対人関係や社会に向かう姿勢が、どちらかというと受け身的です。

 

普段は積極的に行動している人も、時には無力感に陥ったりすることもあるわけで、

そうした時には

他人が働きかけてくる僅かな力も、暴力的に感じるでしょう。

 

暴力的、攻撃的というと、良い印象を抱かないかもしれませんが、

攻撃性は、人間が動物とわかちあう一つの基本的な要素

で、誰の中にもあります。

そして、攻撃性の意味は、ひとつの「希望」を生じさせうるほど広く、

肯定的には

自己自身の拡大と確立を推進する力

です。

ときとして野心となり、良い意味での競争心に変えることもできます。

 

攻撃性の向かう方向が大切

なのであり、攻撃性は、

創造へと方向づけることで昇進し、動物のそれよりはずっと発展した形となります。

相対する者との緊張関係の中で平和的な環境を築くには、

自身の攻撃性を認めつつも、

愛という全く反対のやり方で包括していく態度が大切です。

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