蓋(ふた)

箱の蓋を開けて中をのぞく人
夢の意味

中身が溢れてこないように。見えないように。
枠でしっかり固定された樽

蓋は、
それを必要とするところに
ジャストフィットしてこそ、
役目を果たします。

ですから、まずは

夢の蓋が、何の蓋であったか

を考える必要があります。

鍋の蓋なのか。
箱の蓋なのか。
瓶の蓋なのか。
マンホールの蓋なのか。

それによって、夢が示しているものは少しずつ変わってきます。

蓋は、何かを隠すために使われることもありますが、

中身を守り、整え、こぼれないようにし、

そのものが本来の役割を果たせるようにするもの

でもあります。

夢の蓋は、

あなたが扱いに困っていた感情や問題に対して、

ようやくふさわしい受け止め方を見つけようとしていることを表しているのかもしれません。

一方で、

「臭いものに蓋」という言葉があるように、
蓋をする夢は、

本質から目を背けようとしていること

を表す場合もあります。

見たくないもの。
認めたくないこと。
考えると苦しくなる問題。

そうしたものに、とりあえず蓋をして、
見えない場所へ置いておこうとしているのかもしれません。

見たくないもの。
認めたくないこと。
考えると苦しくなる問題。

そうしたものに、とりあえず蓋をして、見えない場所へ置いておこうというわけです。

ただ、それが必ずしも悪意からではなく、

善人でありたいからこそ、自分のしたことを直視できない

という場合もある、

自分は間違っていないと思いたい。
誰かを傷つけたとは思いたくない。
本当はわかっているけれど、今はまだ認める勇気が出ない。

そんな心の揺れが、夢の中で「蓋をする」という形になって表れることがあります。

 

もしも、本当に状況を変えたいと思うなら、いつかはその蓋を取らなくてはならないでしょう。

蓋をすることで、一時的には安心できるかもしれない、

でも、問題そのものが消えるわけではない、

閉じ込めた感情は、内側で静かに熱を持ち続けることがあります。

見ないふりをしてきたことが、別の形で生活や人間関係に影響してくることもあります。

夢が蓋を印象的に見せてくるとき、心はもしかすると、

そろそろ中身を見てもいい時期が来ています、

と知らせているのかもしれません。

勇気を出して、蓋や覆いを取りのける。

怖さはあっても、

蓋を開けてみたとき、思っていたほど恐ろしいものではなかったと気づくこともあります。

あるいは、長く扱いが難しいと感じていたものが、実は別の使い道や、ふさわしい居場所を待っていただけだったとわかることもあります。

ぴったり合う蓋が見つかるように、
ぴったり合う理解者や、受け止め方が見つかることもあります。

あなたが勇気を出して向き合おうとしたとき、その姿勢に気づいてくれる人が現れるかもしれません。

これまで扱いに困っていた問題が、誰かの理解や、自分自身の成長によって、思いがけず素敵なものへ変わっていくこともあります。

蓋をすることにも意味があります。

蓋を開けることにも、さらに大きな意味があります。

夢の中の蓋は、あなたにこう問いかけているのかもしれません。

その中にあるものを、そろそろ見つめる準備はできていますか。

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