勇気や自信が必要
基本的には「飛ぶ」の解釈と同じです。
飛ぶのも落ちるのも、
心を拘束するものや縛るものからの脱出
といえ、見方を変えれば、目下のところ
自負心や、生きづらさを抱えている
可能性があります。
建物が高ければ高いほど、地上での苦しみを、
地上から遠く下降するほど、地下ー暗闇の深さーを示すでしょう。
あなたには、
未解決のままになっていることが何かあるけれど、とりあえず、その問題から目を背けることもできる、
でも、恐れに打ち勝つことができれば、
次の計画にも、自信をもって参戦できるようになるでしょう。
決めた着地点に降り立つような、肯定的な夢は、
ふわりと降りる=心が軽くなる、解放感を表しています。
大地に足を置く、という意味においては、
現実的な思考に立ち戻る
ことを意味しているでしょう。
「私は連絡(指令)を受け、みんなと屋上に駆けのぼった、
そこから早く飛び降りなくてはならない、
先輩たちは次々とロープで自分の身を縛り、飛び降りていく、私は怖くてできない、
ロープの長さが足りないとかなんとか言い訳をして、
先輩にだきついて、一緒に飛び降りることにした。
先輩はヒールのままいこうとしている、私は無理、靴に履き替えて挑む」
まず、「飛び降りる夢」を、受け身的な人が見た
としたら、
「追い詰められ」るところまでは同じであるけれど、
自分だけ取り残されたとか、うずくまって恐怖で目が覚める
というパターンが多いでしょう。
一方で、
「飛び降りる」ことを実行する人には
「潔さ」があります。
このような人は、
やや「向こうみず」のところもあるかもしれない、
決心すれば、パッといままでのものを全て投げ捨て、新しいことをはじめる
積極的な人であることが多いです。
屋上は、建物の一番上です。
見晴らしのいい場所、状況はよく見えているのに、実行できないことがある、
心境として
気後れしてできない、尻込みしている
何かと自分に言い訳して、思い切ってできない(思ったことを言えずにいるのかも)
のです。
問題に向き合ってはいるけれど、恐れに打ち勝つことができずにいます。
「早くしなければ」と焦る=はやくしろ、と自分に促されています。
「連絡を受け」るのは、任務の続行を想定しています。
それを実行して手に入れるものは、心の充足です。
諦めたり、やめたことで、何も問題はないかもしれない、
でも、道中の経験は、あとあとにも影響を及ぼします。
上記の夢には、沢山の「先輩」が登場します。
(抱き着いて=身を預けられるくらい)頼れる人がいる、
他力に恵まれている、という思いもあるのでしょう。
清水の舞台から飛び降りる、という言葉があります。
勇気が必要です。ヒールを履いてては安全に着地できない、心の準備を。
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