青い海に浮かぶ島
夢の意味

島国、島流し、とりつくしまもない、などというように、

「島」には、どこか

「孤立」のイメージがありますが、

必ずしもネガティブな心を描いている

とは限りません。

独立心や、自我の確立について表す

ことも多く、

ふだんよりも強さが増し、幸福感が高まっている時に見る

ことがあります。

冒険的要素が入っているなら、まず

あなたが自律に向かううえでの試行錯誤

を表しています。

 

「2人で共同生活をして1ヶ月無人島で過ごすことができれば1000万円をもらえる、

という話にのり、見事1000万円を獲得した」夢を見た人も、

「以前より前向きに取り組めるようになった」、と述懐しています。また、

夢から覚めて「一緒に過ごす人の大切さがわかった」そうです。

1000万円は、「自分を豊かにしてくれるもの」の

わかりやすいイメージであったのでしょう。

 

「無人島」というのも、なかなかのキーポイントで、

「すべてから離れて」という意味であったりもしますが、この場合は

「まだ誰によっても切り開かれてはいない」場所

「未踏の地、未開発」(新しい可能性)というイメージなのでしょう。

「賞金が出る」ということを考えると、

「力を試してみたい」とか、知らず培ってきた能力を思い切り使ってみたい、

という心情を描いていた可能性があります。

無人島については

自分をよく見せるための取り繕いや、ガマンや依存心がない

というところもあるでしょう。

上記の夢の中でも、

「ご飯も自動でエアコンも完備という至れり尽くせりの生活」だったというところに、

そうした快適さがあらわれています。

なのに

「他の挑戦者たちは次々と脱落していく」、と夢主は不思議に思うのですが、

私たちは習慣の生き物ですから、

あなたが適応能力の高い人であったとしても、

なかなか決まった型から離れられずにいる側面はあるでしょう。

ひとたび一つのパターンを確立したら、そのやり方が
たいして効果的でも効率的でもないことであっても、それを続けてしまうことがあります。

賞金を手に入れたのは、そうした側面や状況に流されず、

情熱に突き動かされて進んだ自我であったということなのでしょう。

 

チームを組んだ友人は、あなたの知性や感性に刺激を送ってくれる人物、

「友人」でも記述しましたが、「対の人物」は、鏡のような役割を果たしています。

自分自身を客観視して

自分のあり方を検証し、再構築していこう、

というところもあるのかもしれません。

また、

私達は、一度の強力な体験で変化することもありますが、

プライベートでの些細な出来事の積み重ねが、

人生全体を作り替えるような、強力な作用を持っている

こともあります。長く走り続けるためにも、

無理をしたり、自分に嘘をついたり、ストレスがかかるようなことはせず、

自分の本音と結びついていくものを探し出し、更にそれらをつなげて、

一つの意味を持プロセスへと進めていこうとする夢主の信念を

表していたとも考えられます。

 

あなたのの意識がどこに向いているかによっても解釈が分かれるでしょう。

「離れることで安全を感じる」ということもあります。

状況から

孤立なのか、自身でそれを望んでいるのかといったことがわかるでしょう。

夢の中で、一緒に「島」に向かった人がいたら、

その人は

人生のパートナーとして豊かな体験ができる相手

であるといえます。

 

 

 

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