冬眠

夢の意味

○○になったら動き出せる

今すぐ動かすことのできない感情や欲求

が、冬眠という形で夢に表れることがあります。

冬眠とは

死んでいるわけではないが、

普段のように動き回ることもできない。いわば

必要な力を温存しながら、静かに時期を待っている状態です。

夢の中で、何かが冬眠していたなら、それはあなたの中にある

・まだ動き出せない気持ち
・一度しまい込んだ願い
・忘れたつもりでいた感情
・条件が整うまで眠らせている可能性

を表しているのかもしれません。

たとえば、毎日が忙しく、生きていくだけで精一杯になっているとき。

今の生活には入れられないと思いながらも、

「いつかは」
「時期が来たら」

と、心のどこかで考えていることはないでしょうか。

それは、完全に消えたのではなく、ただ眠っているだけ。

あるいは、今はまだ動かせないために、

眠らせているだけ

のものがあるのかもしれません。

冬眠する動物の夢

夢に出てくる動物は、しばしば本能的な感情や、自由な心の動きを表します。

本来なら動き回りたい気持ちが、今は休んでいる

ということ。

やりたいことはある。

行きたい場所もある。

でも、現実の条件や体力、時間、責任を考えると、すぐには動けない。

怠けているわけではなく、

外の状況が忙しすぎたり、暑すぎたり、考えることが多すぎたりして、心の一部が静かに力を温存しているのです。

猫が冬眠していた夢

夢で、何かの調査をしていました。
外の庭のようなところに出て、少し手入れをしようとしていると、透明な仕切りについたケースを見つけました。
中にはいろいろなものが入っていて、蓋を開けて取り出していると、なんと猫も何匹か入っていました。
死んでいるのかと思いましたが、どうやら寝ていただけのようでした。
でも、長いあいだそこにいたことを考えると、冬眠していたのだと思いました。
この暑さで、猫も冬眠するようになったのだ、と思いました。
食べ物もないまま外へ出してしまい、猫に申し訳ない気持ちになりました。
私は猫を飼うことはやめていましたが、家の中に入り、木造の家で猫を飼えるかどうか確認していました。

この夢では、透明なケースの中に猫が入っていました。

透明なケースは、

見えているけれど、まだ開けていない可能性

を表しているようです。

完全に隠されていたのではない、でも

普段はそこにあることを強く意識していなかったもの。

或いは

遠ざけていたもの。

夢主は、昼間に片付けに没頭していたことから、

片付けや調査のように、ひとつひとつ確認していく中で、ふいに見つかる感情であったとも考えられます。

猫が死んでいるのではなく、眠っていたという場面は、今の自分にはないと思っていた

自由な気持ちが、実はまだ生きていた

ということなのかもしれません。

ただ、その猫たちは元気に飛び出してきたのではなく、冬眠していた、

つまり、自由に動きたい気持ちはあるけれど、すぐに動き出せる状態ではない

ということなのでしょう。

起こしてしまったことへの申し訳なさ

冬眠していたものを起こしてしまい、申し訳なく思った、

この申し訳なさは、

気持ちを目覚めさせたのに、それを満たす準備がまだ整っていない

という感覚です。

やりたいこと。

行きたい場所。

自分の楽しみや自由さ。

そうしたものを思い出しはしたけれど、現実の中でそれをどう育てればよいのか、まだはっきりしない。

そのため、夢の中では「食べ物もないまま出してしまった」と感じたのでしょう。

これは、感情を無理に抑え込むことへの罪悪感でもあり、同時に、起こした以上はちゃんと世話をしなければならないという責任感でもあります。

今の暮らしに迎え入れられるか確かめる夢

そのあと、家で猫を飼えるか確認していたことも印象的です。

自分の家、即ち今の生活の中で猫を飼えるか確認していたということは、

眠っていた感情や自由な気持ちを、今の暮らしの中に迎え入れられるか確かめている

ということなのでしょう。

本当に(途中で投げ出さず)世話できるのか。しきれるのか。

今の生活に合うのか。

自分の心の家に、その柔らかい存在を置いても大丈夫なのか。

夢主は、それを慎重に見ていたのではないでしょうか。

冬眠の夢を見たとき

あなたの中には、まだ生きているけれど、条件が整うまで眠っているものがあります。

今は無理に起こす必要はない、でも

そのまま忘れてしまうこともできない、というところではないでしょうか。

この夢は、

眠らせていた気持ちが、まだ生きていると気づく夢

であり、

その気持ちを今の暮らしにどう迎え入れるか、静かに確かめている夢なのだと思います。

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