人生という航海には、安定感を与えてくれる港が必要です。
親・家族・師匠のいる場所。親元。
自分が繋がるネットワークの大元の場所。
生まれ故郷。
出航は独立・自立を、
新しい人生ストーリーが展開されることを告げています。
懐かしい場所への再訪。
寄港なら、
一つのミッションを終え、一休みする時
であることを告げています。
航海は、よく「人生」や「運命」に譬えられますが、
どんなに旺盛なエネルギーをもっていても、
ずっと操縦し続けることはできません。
また、常に順調なわけではないし、時には方向を見失い、挫折することもあります。
そんな旅路にあっては、
定期的に休憩をとり、エネルギー補給する必要
があります。
私達は、
次から次へと、人の要望に応えるために走り回らなくてはなりません。
休みたい
という、内からの声が、他の騒々しい要求にかき消されてしまうことがあります。
港が登場する夢を見たら、
そろそろ現在の奮闘に区切りをつけるとき
という合図です。
宿命の嵐が吹き荒れ、辛酸と忍耐を強いられる人生航路の途上においては、
時宣に合わせ避難も修復も必要です。
予期せぬ出来事が起きたら、無理やり進まないことが賢明、
と知らせていることもあるでしょう。
夢に描かれていた港の様子によっては、長期休養が必要です。
波打つ感情を鎮め、
ゆっくり休み、エネルギーを回復すれば、人生の次の章はもっと面白く、楽なものになるでしょう。
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