オタク

社会に求められていることより、自分が求めていることを軸とする

時間をかけて真剣に掘り下げたい、

心の底から達成感を味わいたい、

という気持ちの表れ。

 

オタクについてのイメージは様々で、

細部に神々が宿っているような、徹底的な作業をする人

をイメージすることもあれば、

面白いものや、なんだかよくわからないものをあれこれ集めている人、

ような印象を持つこともあります。

ただ、

大切なものを一番に大切にできる、

ということでは共通しているのではないでしょうか。

よく知っている誰かがオタクになっていたら、

その人は

好きなことに夢中で打ち込む人か、

何かにすべてを賭けていて、

少しオーバーなくらい、

心を込めて、思っていることや望み、意向を表しているのかもしれません。

 

私達は、

理想的とは言えない面がひとつあると、

ほかの面も総じて理想的ではない、と考えてしまいがちで、

オタク

に、ネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれません。

けれど、オタクは過去「マニア」と呼ばれていた時代があるように、

ひとつの方向にガンガン打ち込む喜び、

夢中になって取り組む没入感を味わっているような人のことで、

そうした側面は、本当は誰の中にもあるのではないでしょうか。

私達は、誰でも

過剰に何かを追求したり、極端に走ってしまうことがある

わけです。

 

物事の価値や意義が歴史の流れの中で大きく変わっていく流れの中で、

自分を抑えようとしたり、もっと寛容になろうと努力している

のかもしれません。

それが、自分にとっては魂を満たすようなものであったとしても、

「肯定か、否定か」といった

価値判断の中で悩み、

進むべき道をはっきりさせたい、

「たてまえ」よりも、「よりよくありたい」気持ちが強くなっている

可能性もあります。

 

誰かにあなたの計画を理解してもらう必要はありません。

あるものの中に

隠された資質を感じているなら、それが、

ほんものの熱意を追う勇気を与えてくれるでしょう。

 

批判を受け入れる覚悟を示せば、

自分は本気だ、

という強い意志が確実に伝わるでしょう。

無意識にこびりついたネガティブな感情を洗い流し、

気持ちを素直に打ち明ければ、サポート と敬意が得られます。