夢の中で
どちらの子供を生かすか
の選択を迫られた人がいます。
「自分が犠牲になる」ことはできません。選ばなければ、
どっちの子供も殺すと言われるのです。
ことを大袈裟に描くのは夢の常套手段、いつもは目を反らし、無難にやり過ごしている人も
無関心ではいられなります。
この場合の「子供」は、あなたが「大切に育ててゆこうと思っている可能性」です。
未来に続くのはどっちなのか、人生の中では
「イエスかノーか」「白か黒か」の
選択ができないことを選択しなければならない
ときがあるものです。
危機的な状況に置かれた時は、それが意に反することだとしても、
○○になるよりはマシと考え、理想的でない判断をくだしてしまうことがあります。
この夢は、
自分のためにならない方向に引っぱろうとする人々からの
理不尽な誘導にしっかり対処できるか
問うている可能性があります。そして、
その選択が、あなたの納得できないものであるなら、
第三の道を探すよう、
言われている
とも考えられます。
あなたは、
世間的な「正義」と「こういう人間として生きたい」というイメージとの狭間で苦しんでいるのかもしれません。
例えば冒頭の夢を見た人は、舅姑のいる家庭に嫁ぎ、思い通りにはゆかない生活の中にいました。
あなたも、
他者との関わりの中に深く身を置きながら、
自分の「人生の理想」を、自分の手に取り戻そうと試みている
のではないでしょうか。
そのためには、時間も手間も、ハートの労力も必要です。
けれど、
矛盾し合うように見えるいくつもの条件の間で、
「これだ!」と思える答えを探すこと自体が、あなたを大きく育てる力になる
ことがあります。
自分の限界を知り、その範囲内で生きていくしかないのだ、
と仕方なく目をつぶってきたことがあるのなら、
自分に設定している一つの限界を超えてゆく必要があります。
あなたの中で
「この条件だけは譲れない」と信じていた条件があるのなら、
その必須条件についてを見直してみる必要があるかもしれません。
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