財布
夢のお財布には、あなたのアイデンティティが表われています。
現実のお財布はお金を収納するアイテムであり、夢の財布は、そのお金を生み出すあなたのエネルギーを入れるものだからです。
もしも現実の財布と夢の財布のイメージが違うような気がしたら、あなたらしさが現実で活かされていないのかもしれません。
どの部分に違和感を感じたのかを考えてみましょう。
財布を誰かに奪われた夢なら、他の人に気力を奪われている可能性があります。
お財布にまつわるネガティブな夢であるなら、あなたが人生の転換期にあり、大きな喪失感に襲われている可能性もあります。
これまで拠り所としていたものをなくし、不安を感じている心の表われであるとしたら、
新たに生きがいを感じるものを見つけようと動き始めることも大切です。
過去にやり遂げられなかったことに再び目を向けてみるのもよいのではないでしょうか。
逆さま
「逆さまの世界にいた」という方からコメントを頂き、占ってみました。
景色が反転していたこの夢に覗えるのは、「畏怖・異界・防御」です。
現実の世界の中で、自分とは異なる感性なり世界観なりをもっていた人と関わっていませんでしたか。
あなたは「実在する世界」にいて、相手はあなたの理解を超えた世界にいる、そんな風に思ったのかもしれません。
或いは、同じ風景をみているのに、お互いが異なった価値観で見ているように思えるのでしょう。
相手から感じる怒りや反感はあなたを戦慄させ、萎縮させます。
あなたは咄嗟に目を瞑り、自分を防御しようとしました。
体がぐらついてしまうのは、その人の世界には自分は立つことができない、と思っているから。
頭で理解しようとしてもできない障壁を感じ、抵抗が働いています。
夢では手を差し伸べ支えてくれる人がいないことから、もしかしたら、自分の参入を相手も許していないと熟知しているのかもしれません。
探す
「未練」や「こだわり」を示しています。
あなたは何故、それを探していたのでしょう。
「自分の中にはない」と思っているから?
そこに「到達しなくてはならない」という思いに囚われてはいませんか。
よりよいものに・より素敵な人に・より早く・より多く・・といった具合に、何かを得ることによって始めて自分は満足できる・完璧になれると思っていないでしょうか。
夢で見つからなくても、肩を落とす必要はありません。
必ずしも「得る」ことが最善とは限りないからです。
時にはそれを得ることによって混乱が生じ、消化不良を起こすこともあるでしょう。
苦労して探し当てた末に、それほど必要ではなかったと気付いたり、使いこなすには時期尚早ということもあるでしょう。
一生懸命何かを得ようとする気持ちは生きる甲斐であったり、仕事の原動力となることもあります。
それを手中にキャッチできるまで、もっと訓練を受け、もっと体験することのほうが大切であったりするのです。
探していたものが見つかる夢は、過去に諦めたはずの物事に再び関わるようになったり、その時にはわからなかった問題が明らかになることを告げています。
コメント
今朝の夢です。急に自分が立っている場所が揺らぎ、咄嗟に目をつむって柱にしがみつきました。目を開けると全てが逆さまになっていました。「逆さまの世界」について教えてほしいです。
了解しました。「逆さま」本日中にいれます。