旅立ち
「私は、子供のようにはしゃぎながら、船の中を走り抜けていました。
親友も一緒で、互いにヨット帽子をかぶり、セーラーカラーの服を着ていました。
どこに行くかは不明でしたが、ただこれから長い船旅に出る、ということだけはわかりました。
船長室まで着くと、私は舵輪を回して見せ、「いざ出発!」私はこぶしを高く上げ、それを見て
友人は大袈裟だね、という顔をして静かに笑いました。」
こんな風に、
「出発すること」自体が印象的な夢は、
古い習慣的な行動パターンから脱すること、
或いは、
これまでの人間関係や組織、仕事などから離れること(又は離れたい気持ち)
を意味します。
あなたが
これから自立するための闘いを始めた
ということ。
上記のような楽しい出発は、それが
待ち望んでいた変化
だからなのでしょう。
あなたは、ある地点で
理想に向かって舵を切っていく力を身に着けたのではないでしょうか。
建設的な意図を持ち続ける限り、これからの偶然の出会いは、次の地到地点に向けて
最大限の効果を発揮するでしょう。
シーンによっては
旅立ち=この世からあの世への出発に直面している
(しがみついてきたある状況を手放そうとしている)
ということもあります。
(実は、上記の夢は、このどちらも示していました。
夢主は、このときどうして暫く連絡を取り合っていなかった友人が夢に出てきたのか、
不思議に思っていましたが、
この夢を見たあと、夢主はそれまで住み慣れていた土地を離れることになり、
友人は病気でこの世をさりました。)
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