光のある方向に後押しする、秘められた能力
日本のカラスは雑食ですが、一般的には
死肉を食らう、不吉でずる賢く、質が悪い
といった、よくないイメージがついてまわる鳥です。
否定的には
傲慢さや厚かましさ、貪欲さを表し、
例えば、
人の不幸から利益を得ようとする連中とか、
人の不幸な話をすることが生きるエネルギー源といった人達を示すことがあります。
(ギリシャ神話では、嘘の告げ口をする鳥として知られています。)
否定的なイメージでカラスが登場していたとしたら、
そろそろ自分の本音と向き合う必要があるでしょう。
一方で、カラスは「霊的なシンボル」とも言われています。
あなたのために働くカラスが登場したら、
それは、ほぼ間違いなく
自分の中にあるそうした能力があらわれ、道を示しているのでしょう。
それも、
何かが終わり、変化するようなときです。
カラスは、「死」と「再生」のシンボルでもあるのです。
「砂漠中を彷徨い、
カラスがくちばしで示した方向に進むことで、無事街へたどり着いた」
夢を見た人がいます。夢主は、
私生活では、今の職場に倒産の危機を感じとっていて、自分の進むべき道を検討していたそうです。
このような
非常事態にあるとき、
自分を突き動かす力が、カラスになって夢に表れることがあります。
物事が良くなるとき、その前にはいったん悪化しなければならない
ということがあります。
何かの終わりに直面している人は、今
精神的に強く構える必要があるとしても、この先に
心を癒してくれる真実があるのだ、
新たな始まりが待っているのだと信じてください。
鳥 参照
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