騒々しい現実からの逃避
とも考えられますが、
俗世間(現状)に飽きてきている
とも、
現状を打破するために、
自然の(神秘な)力を活用しようとしている
とも考えられます。
或いは、
「原初」へ回帰したい、という切望
なのかもしれません。
進化のプロセスにおいては、しばし実利優先の考え方から離れ、
不便さの中で起きることに目を向ける
ことのほうが効果的であったりもします。
その体験が、
普段、殆ど使っていない機能に意識を向けさせる
からです。
現実の私達は、
安定し、リスクが少ないほうを選び、活動します。
けれども、そうした生活の中には、創造的情動をゆるす活動はありません。
私達の内側には、少なからず
リスクをおかしたいという欲求があって、
それは、
自分が本当に必要としているものを求めて生きたい、
という欲求でもあります。
自分の考えを妨げる様々な習慣
から離れ、本来の感覚を研ぎ澄まそうとしていること。
本質や真理(生きるために本当に必要なこと)を見出そう
としていること。
<「森」「山」参照。>
キャンプ場で集う人々も、あなたの一部、
秘密基地を作ったり、山を散策したり、
料理に取り組んだり、ギターを弾いたり、釣りを楽しむ人がいたかもしれません。
現実にキャンプを楽しむ余裕はないとしても、リラックスして
人々のエネルギーが自然にそれを表現するのを見守る
ことならできます。
私達は、
誰でも「理解されたい」と思っています。
他の人の行為の中には、
自分の可能性があったりもします。
多様な働きを理解し、
仲間との意識が融合できるよう、センサーを開くように、
と言われているのかもしれません。
ソロキャンプなら、自分のペースを大事にしているのでしょう。
読書したり、ゆっくりと料理やお酒を味わったり、
一人実行に移すことの苦労の中には、他の人にはわかりえない
楽しみ方が隠されていたりもします。
この世界に生きる醍醐味について
賢明な自分と対話しようとしている
可能性があるでしょう。
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