最後に笑う者が最もよく笑う(イギリスのことわざ)
深刻な状況を訴えているにも関わらず、
笑われて悔しい思いをする
夢を見ることがあります。
それは、時に「悪意による暴言」より、思いを踏みにじることがあります。
自分の苦しみを無視されること、
相手が、あなたの心の傷に無関心であること。
「人の忘れ物を笑った日に、自分が人に笑われるような恥ずかしい夢を見た」、
という人もいます。現実にも、
笑う人は、たいていこちら側の事情を知らずに笑います。
夢主は、夢の中でそのことを思い知らされ、教訓を得たわけです。
笑う者に対し、笑わせる側を「道化師」、笑い者にされた自分を「道化を演じた」
などということがあります。
あなたは馬鹿なことをしている、あなたはこっけいだ、
と言われているような気がして腹が立つかもしれない、ただ、前述したように
そうして笑う人は、たいていあなた以上に物事を考えてはいません。
本物の道化師は、
他の人々にとって役に立つ何かを知っていて、
他の誰も勇気を出して言えないことや、
見落としていて気づかずにいることを
うまく伝えるコツを得ている人のことを言います。
夢の中で「笑われる人」を演じたあなたもまた、そうであるといえないでしょうか。
最後に笑う人(=幸せな自分)であればよいのです。
問われているのは、
誰の自尊心も傷つかないセンスや、
深刻な状況をポジティブにとらえる秘訣
であるかもしれません。
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