部分的同一化/有名人本人 → 理想像、似た人 → 現実的
「○○さんにそっくり」と感じたり、
似ているけれど違う――そんな○○っぽい人、“○○バリの人”
の夢を見ることはないでしょうか。
夢は直に伝えず「ぼかす」こともあれば、
あえて「似た誰か」の姿を借りて、
無意識の想いを伝えてくることもあります。
あなたの中にある
「その人に通じる何か」が、目を覚まそうとしている、或いは
○○さん的な性質をあなたの現実の誰か(あるいは自分自身)が持っている
可能性があります。
夢の中で「○○さんっぽいな」と感じるのは、
部分的な共鳴
であり、
「似ていたけれど違う」という印象は、
まだその要素を完全には受け入れていないことを示しています。
あなたがその人物に重ねて見ているのは、おそらく
有名人そのものではなく、その人が持つ印象やエネルギー
なのでしょう。
「○○さんに似てる、でも別人だ」という“差異”に意味がある、
つまり
「あなたが本当に求めているものは、○○さん的な何かではない、
そこから派生した“あなた独自の価値”なのだ」
という気づきを促していたのかもしれません。



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